技術士受験徹底指導・詐欺士の添削塾

これまでの3部門5科目の合格経験に基づき、貴方の技術士二次試験受験について徹底的にサポートさせていただきます。
詐欺士からのコメント
 病魔に冒され長らく技術士二次試験受験指導を断念してまいりましたが、今般、2018年度の技術士二次試験を受験・完遂することができ自信がつきました。2019年度(仮称:平成31年度)技術士二次試験より、受験指導の再開を目指し鋭意準備を進めております。指導要領や申込手順等は本ページで随時通知させて頂きますので宜しくお願いいたします。(2018/08/01)

先日は応用理学の過去問から用語短答問題を紹介しましたが、建設部門の過去問でもヒントになる設問形式がたくさんあります。


これは本年度(2018年度)出題された都市及び地方計画のII-2-2からII-2-4です。


Ⅱ-1-2 近年、各都市で導入又は検討が進められている次の都市交通施策について、それぞれの施策の概要を述べよ。
(1)LRT
(2)コミュニティーサイクル
(3)トランジットモール
Ⅱ-1-3 良好な景観形成に資する建築物の規制・誘導手法として次の3つの制度について、それぞれの概要を述べよ。
(1)景観計画
(2)地区計画
(3)建築協定
Ⅱ-1-4 都市緑地法に基づく次の制度について、それぞれの概要を述べよ。
(1)緑地協定
(2)緑化地域
(3)認定市民緑地


これが、II-1とII-2が統合された形式として、例示すると以下のような設問形式が考えられます。


例題II(都市及び地方計画)

少子高齢化の進行や社会経済の停滞や縮減等が予測される中、持続可能なまちづくりのため、適切な都市交通施策を講じる必要性がますます高まっている。都市交通施策に関する次の設問に答えよ。

(1) 近年、各都市で導入又は検討が進められている次の都市交通施策について概要を述べよ。
 1)LRT
 2)コミュニティーサイクル
 3)トランジットモール

(2)あなたが、人口30万人程度の県庁所在地の都市において、都市交通政策の見直し計画策定を担当するものとして、次の問いに答えよ。

 1)計画策定に当たって把握すべき現状

 2)計画策定の実施手順

 3)あなたが重要と考える計画策定における留意事項


(1)は600字詰め1枚程度、(2)は同2枚程度が理想的でしょう。この例題で条件は指定しませんでしたが、解答枚数が解答条件として指定される可能性も大いにあります。


いずれにしろ、出題形式が変更になるとはいえ、出題予測には過去問の検討が重要なことは間違いありません。


病気でこのところ数年間サボっていましたが、現在、平成25年度(2013年度)に現行制度となってからの下水道、河川、砂防及び海岸・海洋、都市及び地方計画、下水道、そして自らのための資料として道路の5科目について過去問を整理しています。これらに関しては以前と同様に、出題形式や今後の傾向等に関する私の講評等(設問Iはないし設問IIも形式は当てになりませんが・・・)を付記した上、受講生様に配布したいと考えていますので宜しくお願いいたします。

12月も中旬にさしかかり寒くなってきましたね。本格的な冬です。

こうした中、平成30年度の技術士二次試験は口頭試問の真っ最中のようです。

以前からそうですが、特に現行形式になってからは経験論文のボリュームが以前より極端に減り、試験時間も20分がデフォルトとなったことから、冗長な会話等は絶対避けるべきです。とにかく「聞かれたことのみに対して簡潔・明快に述べる」ことに留意する必要があります。

本年度の技術士二次試験筆記合格者のうち、特に建設部門では6.6%という異常に狭き門を突破した方々です。なんとしても口頭試問を突破、技術士になれるよう万全を来しましょう。


さて、精度改正後の設問IIについては、「解答用紙3枚の1問に集約される」可能性が高いと考えていますが、複数の専門知識確認で短答式の専門知識確認が織り交ぜられることも念頭に置く必要があります。先日の記事の下水道の例題のような感じです。


ここで、参考資料として、平成24年度までの応用理学部門(地質)での設問形式を紹介します。
平成24年度応用理学部門地質

問題I-1

次の10項目の中のI-1-1~I-1-2から1項目、I-1-3~I-1-10から2項目、合わせて3項目を選び、それぞれの項目について定義及び内容を解説し、次に応用理学部門地質科目の技術士の立場から考えることを述べよ。(項目ごとに答案用紙を替えて解答項目番号を明記し、それぞれ1枚以内にまとめよ。)


I-1-1 続成作用     1項目を選択

I-1-2 蛇紋岩


  

I-1-3 特殊地山     2項目を選択

I-1-4 ダム再開発

I-1-5 埋没谷

I-1-6 地震地すべり 

I-1-7 地下水の塩水化

I-1-8 酸化還元フロント

I-1-9 VSP

I-1-10 酸性土壌


こんな感じの用語説明問題が、問題IIの設問(1)として出されるかも知れません。

これなら、下水道で伝統的なA・Bグループ双方に解答というのも踏襲できます。

但し2項目選択だとして、解答ボリュームは0.5枚(300字程度)×2項目、3項目だと1/3枚(200字)程度なので、「定義及び内容」位しか記述は出来ない(技術士として考えることなんてボリューム的に無理)と考えます。


いすれにしろ、選択科目に関する知識を広く浅く習得することが非常に重要と考えます。

1.概要

2018年度までの建設部門の選択科目IIは、II-1として科目の専門知識に関する問題(600字1枚)を2問、II-2として科目の応用能力に関する問題として、具体的な実務等が示され、その実務の概要や、実際に担当者として業務を履行する際の手順や留意点を2枚(600字×2枚=1200字)に記述するものが1問でした。

これが、日本技術士会の発表資料では、2019年度からの技術士二次試験は下記のようになるとアナウンスされています。


(1)専門知識に関するもの

 1)概念

 ●選択科目における専門の技術分野の業務に必要で幅広く適用される原理等に関わる汎用的な専門知識

 2)出題内容

 ●選択科目における重要なキーワードや新技術等に対する専門知識を問う

 3)評価項目

 ●技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち、専門的学識、コミュニケーションの各項目


(2)応用能力に関するもの

 1)概念

 ●これまでに習得した知識や経験に基づき、与えられた条件に合わせて、」問題や課題を正しく認識し、必要な分析を行い、業務遂行手順や業務上留意すべき点、工夫を要する点等について説明できる能力

 2)出題内容

 ●選択科目に関係する業務に関し、与えられた条件に合わせて、専門知識や実務経験に基づいて業務遂行手順が説明でき、業務上で留意すべき点や工夫を要する点等についての認識があるかを問う

 3)評価項目

 ●技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)のうち、専門的学識、マネジメント、コミュニケーション、リーダーシップの各項目


(3)試験実施方法

 1)試験方法

 ●記述式

 ●出題数は回答数の2倍程度

 ●600字詰用紙3枚以内

 2)試験時間

 ●問題III(専門III・600字×3枚=1800字)と合わせて3時間30分

 3)配点

 ●30点/100点


この発表内容によると(1)と(2)は変更ありません。変更されるのは(3)試験実施方法のうち、赤い字で示した事項だけです。

具体的には、

 1)解答ボリュームが600字×4枚=2400字が600字×3枚=1800字になる

 2)問題III」と合わせた制限時間が4時間から3時間30分」に減じられる

 3)40/110だった配点が30/100に見直される

ということです。


ここで、現在の「II-1、II-2」という2設問形式を踏襲した場合を考えてみます。


◆パターン1

II-1(専門知識)を1問だけ(600字×1枚)として、II-2(応用能力)は従前通り(600字×2枚)。


◆パターン2

II-1(専門知識)は従来通り2問(各600字×1枚)として、II-2(応用能力)の解答ボリュームを減ずる(600字×1枚)。


しかしながら、この両案とも大きな問題があると考えます。
パターン1の場合は、「出題数は回答数の2倍程度」という既出リーク事項を踏まえると、II-1の出題内容範囲が著しく狭くなってしまいます。

建設部門においては、現行でもかなり問題があるのですが、受験者の本当の専門や実務経験にそぐわない設問への解答が強いられる可能性が飛躍的に向上します。

下水道では逆に「グループ分けをして施設ネタと計画・管路ネタの双方の知識を問う」ということが伝統的に行われてきましたが、これが不可能になります。


パターン2の場合は、業務概要や手順、業務遂行に当たっての留意点といった多様な内容について、たった600字詰1枚にはたして書けるのだろうかという素朴な疑問が残ります。


ここで着目したいのは、問題IIの解答総量が「600字詰め3枚」となったことです。

技術士法が大きく改正された平成13年度以降、平成24年度までの技術士二次試験のうち、かつてあった経験論文以外は、平成13年度に部門によって800字1枚の短答式が出されたりしたものの、基本的には800字×2枚=1600字、解答用紙がA4片面規格になってからは600字×3枚=1800字が標準でした。

今回、問題IIの解答ボリュームが「600字×3枚」と以前の標準値に」回帰したことで、私は、問題II-1、問題II-2という2設問ではなく、問題IIという1設問だけで、従来の2設問分の知識確認を行う可能性が高いのではないかと考えています。

例えば、「河川、砂防及び海岸・海洋」で例示すると以下のような問題です。


例題1(河川、砂防及び海岸・海洋)

流域の開発に伴う治水安全度の低下が著しい河川や、従来から浸水被害が著しい既成市街地の河川においては、流域の持つ保水、遊水機能の確保が重要である。

(1)流域の持つ保水、遊水機能の確保に有効な方策をいくつか挙げ、概要を記述せよ。

(2)(1)で挙げた方策のうち1つを選び、あなたが当該方策の推進に携わるものとして、業務実施手順や実施に当たっての留意点について記述せよ。


これに対し、まず(1)については「貯留施設」「浸透施設」「開発行為規制(舗装等)」等、流域対策の具体的事例や効果等について概説します。ボリューム的には1/3程度、600字程度がいいと思います。

そして(2)では、例えば地下貯留施設(調節池)の計画等を挙げた場合、手順としては必要な調査(流出量把握等水理関係の調査の他、地下化する場合はコストや土質も重要ですね・・・)や適用すべき技術基準、計画策定方法等を述べます。これが600字詰めで約1枚程度。そして、最後に留意点として、既設施設の流下・貯留能力の把握の重要性とか、下水道計画等との連携、さらにはソフト施策も織り交ぜた計画の必要性なんかを「私の意見」というスタンスで600字詰め1枚程度で記述します。


以上のような出題形式を想定して準備しておけば、万が一分割されて出題された場合でも、問題II-1は1枚目の内容、問題II-2は2~3枚目の内容を書けばいいだけなのでお勧めです。


但し、下水道に関しては「計画・管路」「処理施設」の「伝統のAグループ、Bグループ」が適用できなくなることが問題です。私自身はグループ分けを廃止する方向で考えていますが、何十年もの伝統がある出題形式であることから、作問者が拘る可能性も高いと考えています。

このため、応用理学等の設問に準じた短答式問題を織り交ぜた、チャンポン出題(小説問で全く違う内容を書かせる)もあると思います。


例題2(下水道)

(1)次に挙げる4つの用語のうち2つを選び、概要について知っているところを述べよ。但し解答対象の用語はAグループ、Bグループからそれぞれ選択すること。

Aグループ

・下水道長寿命化計画

・特定都市河川流域

Bグループ

・オキシデーションディッチ法

・下水処理施設における脱臭設備

(2)人口10,000人程度の中山間町村において、平成初頭に策定された下水道計画の見直しをあなたが担当することとして、以下の問いに答えよ。

 1)計画見直しに当たって必要な調査や手順

 2)業務を進めるに当たっての留意点


このように、伝統のグループ分けを残すとしても、設問は1問のみとして解答ボリュームを減じてチャンポン問題にされる可能性もあると思います。但し、これの採点は少なくとも2名以上で行わなければならないのでその点で疑念が残ります。


私も受験生だった頃はBグループ攻略に苦労しましたが、伝統あるグループ分けです。廃止されるのが最も望ましいとは思いますが、下水道の受験者は一応これも念頭に置いた学習を心がけることも重要だと考えています。

1.出題形式

選択科目IIIに関しては、上下水道部門、建設部門とも基本的に変更はないと考えていいと思います。

基本的にはそれぞれの選択科目に係る俯瞰なネタについて、課題を抽出、課題解決にむけた方策のあり方を自らの意見というスタンスで述べます。ボリュームは600字×3枚=1800字です。

但し、設問によって「課題を2つ挙げ」とか「ハード・ソフトの両面から」等といった解答条件が示されることも多いので、これにはかならず準拠するようにします。


2.テーマ

出題テーマに関しては、建設部門では国土交通白書が取り上げているネタが最右翼です。

このほか、都市及び地方計画では国土交通省の都市計画サイトや、同省公園とみどりサイト、河川、砂防及び海岸・海洋では国土交通省の河川サイト等でもネタを探せます。

建設環境では、上記の都市や河川に関する環境関連問題の他、環境白書にも十分留意しておく必要があります。ちなみに最新の環境白書で課題に挙げている(目次の項目です)のは以下の通りです。

 1)低炭素社会の構築

 2)生物多様性の保全及び持続可能な利用

 3)循環型社会の形成

 4)水環境、土壌環境、地盤環境、海洋環境、大気環境の保全

 5)包括的な化学物質対策

また、私はだいぶ以前から持続可能社会(サスティナビリティ)に向けた課題や施策に係る学習の重要性を説いてきました。その後、2015年にはパリ協定とともに「SDGs(SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALs・持続可能な開発目標)」が国際的な17個の目標として掲げられ、わが国の環境政策もこれを大きく意識したものに変遷しています。SDGsに関しては、建設環境のほか、建設一般や上下水道一般でもネタにされる可能性が十分あると思います。十分勉強しておいても決して損はありません。

下水道に関しては、上下水道一般で紹介した国土交通省の下水道サイトや、日本下水道協会が毎年まとめている「日本の下水道」による最新ネタ探しがお勧めです。


3.課題と解決プロセス

基本的な課題抽出方法は、建設一般や上下水道一般と同じですが、課題解決に向けた方策は選択科目の範囲内の施策にするよう留意します。

例えば河川、砂防及び海岸・海洋科目で「安心・安全」がテーマとして出された場合、「既存の流下能力や貯留能力を活かした浸水対策」「HMやICTを活用した防災訓練」「河川と下水道が連携した都市型水害対策」等を書くのはいいですが「くしのは道路作戦」「鉄道網や重要幹線道路網構造物の耐震化」等といった科目外のことは書かないことです。


4.総括

試験対策も、具体的な解答作成方法も、2019年度に復活する必須科目I(建設一般/上下水道一般)とかなり共通しています。選択科目IIIの勉強は、必須科目Iのためにもなるし、必須科目Iの勉強は選択科目III対策としても有効です。

超難関となった筆記試験をパスするためには、共通項の多い問題Iと問題IIIについての徹底的な訓練が有効であり、非常に重要と考えます。

添削指導の受講生様の学習に資するため、当該問題の例題についても順次検討、提供していきたい所存です。

来年の技術士二次試験では、平成25年度以来の大幅な改定が実施されます。

エッ!改正されるの!」なんていう受験生は情報弱者ですよ!こちらの記事に概説や公式発表のリンクなどありますのでご覧下さい。


毎度のことですが、当該試験の制度改正時に改正後の出題形式について細かい発表はありません。

しかしながら、これまでの経過や改正方針、特に下記技術士会資料で示されるている技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)等に着眼して予測するしかありません。

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今回の改正、足切りや採点の安易さで採択した、必須科目の択一式がハッキリ言って失敗だったからというのが第一だと思います。私の推測ではありますが、掲載した資料の一番最初にある「専門的学識」特に「技術部門全般にわたる専門知識」が、択一クイズではとても判定できないという結論だったのでしょう。


ということで、まずは「必須科目I・建設一般/上下水道一般」の出題形式について述べたいと思います。ハッキリ断言できるのは、基本的には両部門とも「平成24年度以前に回帰する」ということです。


1.建設部門

(1)出題形式

以前は建設部門全体の俯瞰なテーマ(防災、コスト縮減、インフラマネジメント、生態系保全、地球温暖化防止、技術開発etc)が示され、「建設分野における課題を3つ挙げ説明せよ」「課題解決のため必要な施策等についてあなたの意見を述べよ」というのが基本スタイルでした。ズバリ言うと、今回の改正ではこれに完全に回帰すると考えて準備すればいいと思います。

厳密には「3つ」が「2つ」になったり、個数の指定が無くなったりする可能性はありますが、基本的に「課題抽出」「課題解決に向けた方策」というスタイルは間違いなく踏襲されると考えます。


(2)テーマ

出題テーマに関しては、やはり以前に回帰して、国土交通行政における課題のバイブル「国土交通白書」の「第1部」が最有力候補です。2018版では「ライフサイクルに対する国民の意識と求められるすがた」として特に「働き方改革」が大々的に取り上げられています。

また、最新の白書(今回は2018年7月発刊)発刊時期以降の建設分野における大きな社会問題(具体的に今年は西日本の水害等)もネタにされる可能性があります。


(3)課題と解決プロセス

課題や解決方策の記述は、名目上は「私の考え」として書きますが、実態としてはやはり「国土交通白書」で取り上げられtれいるさまざまな施策に関連づけるのがベストです。

例えば「働き方改革が叫ばれる昨今、建設分野における課題と課題解決方策」という出題が出たとします(これ最有力候補ですね・・・)。

まぁ、いろいろな切り口がありますが、とりあえず下の3つを課題として挙げてみましょう。

 1)業務の効率化

 2)少子高齢化進行による人手不足

 3)物流

そして解決方策も白書(こちらは第3章の内容主体)に載っている施策を「私の意見」として書く。

1)では国土交通省が推し進めている「i-Construction」を主体に書く。

2)は新たな働き手の移民(これも数年前までは考えられなかったが・・・)や年寄りが街に出て活躍しやすいようバリアフリーやコンパクトシティを主体に書く。

3)労務環境がキツイとされているトラックドライバーを例示し、道路ネットワーク整備やITS、さらには自動運転等による物流効率化を書く。

こんな感じで記述できれば、60%の合格点が得られると思います。


2.上下水道部門

(1)出題形式

建設部門と同様、以前は上下水道部門全体の俯瞰なテーマ(防災、コスト縮減、インフラマネジメント、水質、地球温暖化防止、技術開発)が示され、様々な統計やグラフ等が提供された上、「課題の抽出(建設部門と異なり個数の指定等は無し)と課題解決のため必要な施策等についてあなたの意見を述べよ」というのが基本スタイルでした。ズバリ言うと、今回の改正ではこれに完全に回帰すると考えて準備すればいいと思います。

但し、数年間続いた表やグラフの提供は、とりあえず無いものとして準備していいと思います。提供されたらされたでその具体的数値等を引用すればいいだけです。

あと問題は、下水道で受験する場合、「下水道のみ」でいいか「上下水道両方か」ですが、平成24年までの6年間が後者だったことから、とりあえず「上下水道両方」で考えておく必要があると思います。もっとも、上水道と下水道ではその管轄省庁が違うものの、「水質」「インフラマネジメント」「民間活力導入」等共通するネタも多いものです。また、例えば「安心、安全」等がテーマにされた場合は、上下水道共通でBCPの策定や履行等による災害時の業務継続、早期復旧対策、そして上水では「安全・安心な水質」、下水道では「浸水対策」と切り口を変えた課題を抽出することも必要になってきます。

上下水道一括で出されることを念頭に準備しつつも、下水道の受験者は「下水道だけ」をネタに出された場合でも十分対応可能(1800字のボリュームが書ける)なように知識の風呂敷を広げておきましょう。


(2)テーマ

出題テーマに関しては、建設部門における国土交通白書のようなものがないため、以下のような情報から最新の出題テーマを推察する必要があります。

●厚生労働省の水道関連政策等の資料閲覧ページ

●国土交通省の下水道関連政策等の資料閲覧ページ

なお、下水道に関しては、日本下水道協会が毎年まとめている「日本の下水道」という書籍が建設部門の国土交通白書代わりにお勧めです。

また、上下水道分野における大きな社会問題(具体的に今年は水道法改正による民営化等)もネタにされる可能性があります。


(3)課題と解決プロセス

課題や解決方策の記述は、名目上は「私の考え」として書きますが、実態としてはやはり厚生労働省や国土交通省で推進されているさまざまな施策に関連づけるのがベストです。

課題抽出方法や施策の書き方は建設部門で示したやり方を参考にして下さい。


3.総括

以上が試験制度改正に伴う「I.必須問題」の内容予測です。

いずれにしろ、今後添削指導開始後は、受講生様のため、順次例題を提供していきたいと考えておりますので、何卒宜しくお願いいたします。

私は平成16年に総合技術監理部門の技術士になることができました。

当時は技術士会が三菱総研に委託してまとめた「総合技術監理部門の技術体系」というテキストが、技術士会からたしか600円位のリーズナブルな価格で提供され、受験に当たってはこれが「青本」と呼ばれバイブル的な扱いでした。

内容は、リスクマネジメント主体に総監の「5つの管理」について詳述されていました。実際に五択問題の8割位はこの中から出題されていた感じでした。

しかしながら、この本、十数年前に1度改定されたきりで、最近は放置され内容が陳腐化、この中からの出題頻度も低くなっていました。


ここで、文部科学省や技術士会に予算がないのか知らないけど、最近「最新の総監技術体系のキーワードだけ教えるから中身は各自勉強しろ」というような通知がありました。

出典:文部科学省サイト内「総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について」


総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について

平成30年11月6日
文部科学省

技術士制度における総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すため、キーワード集を取りまとめましたので公表いたします。


※本キーワード集の留意点

  • それぞれの管理分野のキーワードは各管理分野の基本となるキーワードを整理したものであり、すべての関連キーワードを網羅しているわけではない。(総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すものであり、試験範囲を示すものではない。)
  • 各キーワードの示す概念や内容については、利用者自ら参考書・専門書・資料などを通じて調べ把握することを前提としている。
  • 法律等の名称は、いわゆる通称を用いた。
  • 本キーワード集の内容は、平成30年11月時点での情報である。(今後、技術や社会の進展に対応するため、適宜改定の予定。)

          総合技術監理部門 キーワード集(2019)  (PDF:279KB) PDF


「試験範囲を示すものではない」なんて書いてありますが、実質的には陳腐化した青本のリニューアルです。総監にアタックされる方は、この内容の学習は必須です。頑張って下さい。

平成30年度の技術士二次試験(建設部門・道路)筆記試験で落第したのは、先月末(10/30)のネット上の発表で知り、「詐欺士の戯言の記事」にも書きました。

しかしながら、今月初めに台湾旅行に行ったせいでバタバタしていて、合否通知のことをすっかり忘れていた・・・。

そして、昨日、座卓に積まれた郵便物から合否決定通知書を発見しました。

h30kekka.jpg

択一の自己採点は20点(技術士会による回答修正後)だったんだけど、実は択一でどっちにマークしたかハッキリしない回答が二つあって、そのいずれもがアウトだったとは・・・。

正直、記述論文はそこそこ書けたし、過去6回の筆記合格時に匹敵した手応えがあったのでかなり残念です。

でも、筆記合格率は6%台になったんで、以前通りとは行かないかも知れませんネ・・・。

まぁ、来年度から得意とする建設一般の記述試験が復活するし、心を入れ替えて頑張りましょう。


まずは来年早々に添削講座が開講できるよう、問題形式の予想等に注力していきたいと思います。

「詐欺士の戯言」の方にも書いたとおり私ももちろんダメでしたが、いや~、平成最後の技術士二次試験・建設部門、いったいどうしちゃったのか・・・。
とりあえず、技術士会北陸支部さんがとりまとめられ発表された資料を掲示します。
h30hikki

建設部門は超難関となった総監と同じ6.6%!
15人位受けてやっと一人受かる計算・・・。
添削再開に向け、いま来年の制度改定に伴う出題予測などしているのですが、正直ショックです。

但し、どんな資格試験でも、試験制度創設や改定の時は概して甘めになる傾向があるのも事実です。
受験者の方々は、今年までの試験は今年までの試験と割り切って、来年の新制度での受験準備に注力することがおすすめです。

自分も絶対受かってやりたいとひしひしと闘志が湧いてきました(*^O^*)


今年の技術士二次試験直前の6月26日に、国土交通省水管理・国土保全局では河川の災害復旧事業におけるバイブルである「美しい山河を守る災害復旧基本方針」を改定しました。
出典:「美しい山河を守る災害復旧基本方針」(ガイドライン)の策定について


「美しい山河を守る災害復旧基本方針」(ガイドライン)の策定について
〔建設省河防海発第九二号平成十年六月四日〕
建設省河川局防災・海岸課長から都道府県及び指定市土木主管部局長あて
〔最終改正:国水防第五〇号平成三十年六月二六日〕
国土交通省水管理・国土保全局防災課長から都道府県及び指定都市土木主管部局長あて

「美しい山河を守る災害復旧基本方針」(ガイドライン)(平成26年3月31日改定)について、改良復旧への対応、現場技術者の労力軽減に資するため、改定したので通知します。
今後は、この基本方針(ガイドライン)に基づき、すべての河川における災害復旧事業及び改良復旧事業に適用願います。
また、貴管内担当部局及び市町村(指定都市を除く)に対してもこの旨周知方お願いします。

本編のダウンロード(PDF形式)


河川における災害復旧は、これまでは被災で壊れる以前の状態に戻す「原形復旧(現況復旧ともよくいいます)」が大原則でした。

しかしながら、近年は被災区間と周辺を合わせた一連区間と対象とする「改良復旧事業」、さらには災害復旧事業でも激甚災害で一定の計画に基づき広範囲で復旧事業がなされる「一定災」等の事例も増えてきました。

災害復旧の類型

出典:「美しい山河を守る災害復旧基本方針(H30.06)」

今回改定のメインは「改良復旧事業」という章を新たに設け、当該事業計画策定に係る河道計画の立て方等を記載、完全にこれに対応したことです。

また、そのほかには、災害復旧においても「多自然川づくりアドバイザー制度」を活用することを明記したりしたり、A表~C表等必要様式の記入方法簡素化が図られるなどしております。

河川、砂防及び海岸・海洋はもちろん、建設環境ネタも絡んでおりますので、これらの科目で来年受験を考えている方は平成26年3月に出た旧版と合わせて読み、内容を把握しておくことをお勧めいたします。

技術士二次試験突破を目指す皆様、そしてかつて受験指導させていただいた現役技術士の皆様、大変ご無沙汰しております。

詐欺士の添削塾主宰者だった、詐欺士です。


以前お伝えしたとおり、平成26年10月に病魔(食道ガンステージ3・手術をしても5年生存率は2割強)に冒され、「来年どころか数ヶ月先もこの世にいるかどうか・・・」という状況に陥ってしまいました。幸い、平成26年度の受験指導は完遂できました(皮肉にも受講生様の合格率がこれまでで最も良かった・・・)が、翌平成27年度からは技術士受験支援活動を完全に断念する羽目になりました。


ガンで怖いのは、なんといっても「再発や全身への転移」です。これにより命の灯火が消える結末を迎えます。しかしながら、自分の場合はおかげさまでいまのところ平成27年2月に受けた手術(12時間の大手術でした)の術後経過は概ね順調で、まもなく罹患後4年(H30,10)を迎えますが、転移や再発無く経過しております。

ガンという病気の臨床的な完治は、一部例外(肝臓ガンや乳ガン)を除き「ガンに罹患という診断を受けてから5年再発や転移なしで生存」となっております。したがって、あと1年ちょっとでとりあえず臨床的には完治というところまでたどり着きました。統計では食道ガンの再発や転移は、術後1年までに8割位、術後2年までに9割位が発生するということなので、以前のように「1年後生きているかわからない」等と悲観的に考えることがかなり無くなりました。


以上のようなこともあり、以前はライフワークだった技術士二次試験の受験や当該試験の受験指導に復活したいという思いが今年の初め当たりから芽生え、日に日に強くなっていきました。

考えてみると、自分は現行の試験制度(来年度にまた大きく変わりますが・・・)では受験指導は沢山しましたが自ら受験を経験していません。受験指導を行うに当たっては、指導者自身が受験を自ら体験して、現行試験のボリューム等を体感することも非常に重要と考えています。

また、弊社では、道路分野の受注量に対し、有資格者(特に技術士)が極端に不足しています。このため、二年前に実質本社の現在の部署に異動後は、自分も資格に制限のない(技術士やRCCMの道路科目限定でない)道路関連の業務で管理技術者等に従事しており、経験もそこそこですがそれなりに積みました。こうした事情で弊社では「道路の有資格者」の増加・充実が至上課題となっています。


以上のような経緯から、本年度技術士二次試験(建設部門・道路)の受験に7年ぶりに挑みました。道路については、平成22年度に一度受けたものの、当時は経験等がほとんど無いこともあり落第、断念して翌年からは建設環境(こちらは合格)にシフトしたという経緯があります。


結論としては、択一でしくじりはしましたが、論文試験等の体力面では、病み上がりでスタミナ等心配でしたが、全然平気で論文の質はともかく、量だけはビッシリ埋めることができました。


正直自信が付きました。勉強不足ではありましたが、受験が完遂できて非常に嬉しかったです。

来年からは苦手な択一がなくなり、かつてはすごく得意だった「建設一般論文」が復活するので、是非とも来年もチャレンジしたいと思います。


また、このまま来年3月頃の申し込み受付時期(試験が以前より1ヶ月早まったから2月にしたい気持ちもあるけどこの時期は本業の方がなぁ・・・)まで病気の再発等がなければ、受験指導の復活も目論んでおります。


今後も何とぞよろしくお願い申し上げます。

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