コラム

これまでの3部門5科目の合格経験に基づき、貴方の技術士二次試験受験について徹底的にサポートさせていただきます。
詐欺士からのコメント
 平成26年度の技術士二次試験の合格発表がありました。合格された方々、本当におめでとうございます。今度は技術士として相応しいキャリア形成を図り、立派なエンジニアになってご活躍されるようお祈りしております。(H27/03/02)
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今年の受講生様は、8名が筆記通過されましたが、昨日のうちに全ての方々から合格の吉報を頂きました。
いままで何年も受験指導を実施してきましたが、筆記合格者のj口頭試問全員合格は初めてす。
素直にうれしいです。

今年は療養に専念するため、受験指導をしないことを決断したため最後の花道となりましたが、これを見事に飾ることができました。

合格者の皆様、本当におめでとうございました。そしてありがとうございました。
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タグ : 技術士 合格発表

平成26年度の技術士二次試験合格発表が本日ありました。
受講生の方々から、うれしい報告が続々と寄せられています。

合格された受験生の皆さん、本当におめでとうございます。
登録をすると、これから皆さんは世の中から「技術士」として見られることになります。
そのことを肝に銘じ、仕事や日々の日常生活の中で、「技術士として恥ずかしくない」キャリア形成に努め、立派なエンジニアを目指して頑張ってください。
合格者の方々の今後のご活躍を心からお祈りしております。

平成27年3月2日 詐欺士
今年の口頭試問スケジュールも無事終了したようですね。
受験された方、手応えはどうだったかな・・・。

手応えあった人も、なかった人も、あとは「合格率は9割の易しい試験」ということを再認識して、3月の吉報を目指しましょう。

また、来年口頭予定の人は、正月休みの時間も有意義に使って本番に臨みましょう。

来年もよろしくお願い申し上げます。

タグ : 口頭試験 技術士

今年の受講生様の筆記突破率が、予想以上によろしい。
これぞまさしく「うれしい誤算」である。
もう筆記の合格発表からずいぶん経つが、きょうになってもさらに「筆記受かりました」の報告が・・・。
ところで、筆記の日程だけど、「11月中」って人が異常に多い。何か例年とスケジュール変わったんだろうか・・・。
まあ、年をまたいで実施するため、憂鬱な正月を過ごすよりよっぽどいいことだと思います。
口頭試問を受ける皆さん、最後の踏ん張り時です。
口頭を突破しないと振り出しに戻ってしまいます。
なんとしても栄冠を勝ち取りましょう!

タグ : 口頭試験 技術士

本日は筆記結果の発表がありました。
「吉報」そして「無念」のメールを、終日沢山頂戴いたしました。
まずは合格された方、本当によかったですね。お疲れさまでした。
でも、毎年筆記発表の時はいつもいうのですが、「おめでとうございます」は口頭突破までお預けです。
この勢いでモチベーションを高めつつ、口頭試問の準備に取りかかって下さい。昨年度から技術的体験論文がない分、集中して取りかかれると思います。
そして、努力が報われず不合格だった方、心中お察しいたします。
ただし、この試験は正直いって、実力以外に「試験官との相性」「出題内容の運」という不確定要素が非常に大きく合否に絡むと考えています。このため、合格するには「とにかく毎年チャレンジする」ことが必須です。
不合格だった方は、悔しさをバネにポジティブな方向に軌道修正を行い、来年に向け再起動して下さい。
この度は、当方の不摂生により病に冒されご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。

今年の口頭試問に向けた支援は引き続き実施しますのでご安心ください。
※入院したりした場合、逆に今以上に支援に時間をさけるのではないかとも考えています。

今月末にはいよいよ筆記発表です。
まずは皆様からの吉報を心からお待ちしております。

平成26年10月8日 詐欺士
もう9月も終わり、いよいよ10月です。
秋も深まってきました感じがします。
試験直後から、2週間くらい前まで「復元解答への所見依頼」がありましたが、いよいよパッタリ無くなりました。
筆記試験の合格発表まで、あとまだ1ヶ月もあります。
平成24年度以前なら「技術的体験論文の錬成」というイベントがありましたが、新制度ではこの時期、受験生の皆さんは本当に中だるみです。
こんな中、何をしていたらいいんでしょう???私のお勧めは、「業務経歴シート作り」です。
もしも筆記を通った後は口頭試問を受けますが、昨年の口頭試問では「あなたの経歴と経歴に書かれた代表業務の概要について5分くらいで述べてください」というような設問が多かったので、このうち「経歴に関する部分」で何を答えるかをまとめておくのです。
H23年度に作った私のベースを元に例を作成してみました。
keireki.jpg
業務経歴票は5行しか記載欄がないため、若手の一部を除き、実際の経歴を集約・短縮したりしている人は多いと思います。ここで、試験官はあくまで業務経歴票をみながらヒアリングを行いますので、行数はその通りがいいと思います。また、内容のボリュームは2分程度で簡潔に説明できる量(我ながらこの作成例でもちょっと多い気がします)に伝えたい要点は外さないようにして簡単にまとめることです。
技術士を来年も受験されるのであれば、仮に今年の筆記でダメであったとしても来年以降もきっと役立つはずです。秋の夜はつるべ落としといいます。秋の夜長にこうした作業でもして、1月後の発表に備えて下さい。




ちょっとまえですが、SUKIYAKI塾の掲示板に「公務員ですがもう技術士取得はあきらめます」みたいな書き込みがされていました。
技術士試験に合格することは大変なことです。
思いついてすぐ受験、そしてそのまま一発合格とはなかなかいかないものです。
私自身も、受験を思い立ち、4回目の挑戦(不戦敗を入れると6回目)でやっと合格することができました。
技術士二次試験の合格率は、年度や科目で変動はあるものの概ね15%程度です。このため、平均すると6~7回受けてやっと受かる試験であるということがいえます。逆説すると、合格するためには平均で6~7年の間挑み続けなければなりません。もちろんこれはあくまで平均であり、中には1年目で合格されてしまう方等もいますので、その挑戦は10年以上の長期にわたるケースも考えておく必要があります。この長期間モチベーションを維持するのはかなり大変なことです。
私のような建設コンサルタント勤務の者にとっては、技術士資格は一線で活躍するため必須です。なので、長期のモチベーション維持も比較的容易いです。問題は、公務員等、資格取得が直接的に求められていない方々です。こうした方が合格に向けたモチベーションを維持することは非常に大変だと思います。
でも、取れば必ずメリットはあります。私自身、初回協議でもらった客先担当者の名刺に「技術士」と書いてあると、「これは手抜きは出来ない」と緊張しますし、最近多くつきあいのある某役所のとある部署は「技術士だらけ」なのですが、こことのやりとりは細心の注意を払います。本来、客先についてこうした差別化した対応をすることは良くないことなのかもしれませんが、逆に言うと私の「技術士資格を有している客先担当者を尊敬する」という心理状況が無意識に働いているということです。
発注者側に立つ人が技術士資格を有していると、受注者側の心理にこういう影響を与えます。このため、発注者側公務員の技術者の方々も、技術士資格取得に向け長期的なスタンスで頑張ってほしいと思います。

タグ : 技術士

問題II-1 (専門知識)
昨年同様1枚物を2題解答する形式でした。
特筆すべきは、これまで長年の伝統だった「A・B両グループからそれぞれ選んで答える」という縛りがなくなったことです。これまで、私のような下水道計画や管路設計を専門とする受験者でも、水処理についての問題を必ず選び答えなければなりませんでしたがこれがなくなったのです。私自身受験時には「Bグループ」に苦しんだ経験がありますので今後の受験者にとっては吉報といえるのではないでしょうか。

II-1 次の4設問のうち2設問を選び解答せよ。


II-1-1 地方公共団体における下水道事業経営の厳しい現状を踏まえて、経営基盤を強化するための取組について歳出・歳入の両面から述べよ。


II-1-2 下水管きょの施工法には、大きく分けて、開削工法、推進工法、シールド工法があるが、各工法の長所と短所を列挙せよ。
II-1-3 固形物滞留時間(SRT)の概念を活性汚泥法施設設計に用いることの意義を述べよ。また,活性汚泥法をSRTの大小に分類し、それぞれの特徴を述べよ。
II-1-4 下水汚泥の濃縮法として機械濃縮の方法を3つ挙げ、それぞれの方法の特徴と設備構成の概要を述べよ。


今年は「下水道経営」「下水道管きょの施工方法」「SRT(固形物滞留時間)」「汚泥の機械濃縮プロセス」の4つがネタにされました。1問目と2問目が旧Aグループ、3問目と4問目が旧Bグループに該当します。
II-1-1の下水道経営の解答は、人口減少や経済の低成長に伴う税収減等を簡単に嘆いた上、「維持管理の効率化、民活導入」や「企業会計への転換」等を歳入と歳出に分けてさらりと書いてあれば問題ない気がします。
II-1-2は受験者の多くを占める管路計画・設計技術者へのサービス問題ですね。無勉でも楽勝で書けると思います。
II-1-3は「SRT」を理解してなければ書けません。「SRTを長くとるとどうなるか」とかを的確に勉強しておく必要があります。
II-1-4は機械濃縮プロセスです。「遠心」「浮上」「ベルト式濾過」の3つが簡潔に説明できていればいいと思います。
問題II-2(応用能力)
昨年同様、解答2枚物の問題でした。昨年と異なり、他の科目と同様全問「あなたが業務を進めるに当たり」を条件設定に基づき実務手順や留意点を問うものでした。

II-2 次の2設問のうち1設問を選び解答せよ。


II-2-1 我が国では、高度経済成長期以降に下水道整備が急速に進められ、管路施設や処理場等の下水道ストックが増大している。今までに整備された下水道施設は、日々劣化し、老朽化等による道路陥没の発生や処理機能の停止に陥る危険性があり、日常生活や社会活動への重大な影響が懸念されている。
今後,さらに増加する下水道ストックや老朽化する下水道施設全体を将来にわたって適切に維持管理・改築・修繕していくための手法として、ストックマネジメントが着目されている。あなたが施設管理の担当責任者としてストックマネジメントを導入、実践する場合、下記の内容について記述せよ。
(1)導入により期待される効果
(2)業務を進める場合の手順
(3)業務を進める際に留意すべき事項


II-2-2 1995年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越地震、2011年の東日本大震災と、日本各地で頻繁に地震災害が起きている。
一方、2001年のニューヨークWTCテロ以来、BCP(業務継続計画)は、企業の危機管理対策として重要な地位を占め、現在では、国や地方公共団体も、災害時などの危機に対応して行政サービス業務を継続することを目的とする公共版BCP(自治体BCP)の策定に取り組み始めた。
あなたが、地方公共団体で下水道BCPの策定業務を進める担当者であるとして、下記の内容について記述せよ,
(1)下水道BCP策定の手順と留意点
(2)下水道BCP策定に当たり全庁BCP、地域防災計画と調整すべき事項
(3)下水道BCP策定後、継続的に改善させていくために必要な事項。


こちらの方は、「ストックマネジメント」「BCP」と大方の予想通りのネタについて、細かい解答指定などがある設問でした。他の科目と比較して、ダイレクトでストレートな出題だったと思いますので平均点は高そうです。
問題III(課題解決能力)
昨年同様解答構成の細かい指定がある長文問題でした。

III 次の2問題のうち1問題を選び解答せよ。


III-1 我が国の下水道による処理人口普及率は、平成24年度末現在で76.3%(福島県を除く)に達しているが、全国においては未だに多くの未普及地域が存在しており、その早急かつ効率的な解消が求められている。このような状況を考慮し、下水道の技術者として以下の問いに答えよ。
(1)未普及地域が未だに多数存在する要因を列挙するとともに、早期解消を図るために検討しなければならない事項を多様な視点から述べよ。
(2)上述した検討しなければならない事項の中から、あなたが特に重要と考える技術的課題を2つ挙げ、解決するための技術的提案を示せ。
(3)あなたの技術的提案がもたらす効果を具体的に示すとともに、実行する際のリスクや留意点について述べよ。。


III-2 現在、我が国の下水道事業は多岐にわたる課題に直面する中、質が高く持続可能な下水道事業を維持し、さらに向上させていくことが求められている。一方、近年のICT(情報通信技術)の普及拡大には著しいものがある。このような状況を踏まえ、ICTを活用して健全な下水道事業の運営をするための方策について、以下の問いに答えよ。
(1)下水道事業運営に関する現状と課題について、下水道施設、経営、組織体制の3つの観点から幅広く述べよ。
(2)上述した課題のうち、ICTにより解決可能と思われる課題を2つ挙げ、それぞれについてICTを活用した解決策を提案せよ。
(3)あなたの提案がもたらす効果を示すとともに、そこに潜むリスクについて述べよ。


取り上げられたネタは「未普及地域の解消」と「ICT活用による持続的な下水道運営」です。
前者はこの高普及率時代では意外でした。でも、全県構想見直しマニュアルの改定や汚水整備クイックプラン等のネタもありますので、これらに沿った記述ができていればいいのかなと思います。
後者については、私自身は新下水道ビジョンが出されたこともあり「持続的な下水道運営」がネタにされると確信していましたが、「ICT」を条件にされるとは・・・。GIS活用や雨水管理計画における制御等だけをネタに書くのはかなりつらそうです。いずれの設問も他の科目同様「施策に伴う負の影響(リスク)」にも言及しています。今後、課題解決能力の問題では「負の影響」も必ず検討しておく必要があると思います。また、長文で解答指定事項が細かいため、記述前にまず「問題文は何を書けといっているのか」をきちんと把握した上で、適切な章立て等の構成を検討することが求めらると思います。
総論(建設環境)
下水道はなんといっても「A・B両グループに答える必要はない」が大きいです。来年以降もしばらくは踏襲すると考えて良いと思います。

タグ : 予想問題 下水道

ちょっと現場に張り付く等によりPC利用環境に恵まれずおくれてしまっていましたが、平成26年度の出題総括の続きをしたいと思います。まずは建設環境です。
問題II-1 (専門知識)
昨年同様1枚物を2題解答する形式でした。
4つの異なる分野の設問が出されましたが、この中から2つ答えなければいけません。このため、「自分の専門以外についても勉強しておく」ということが強いられると思います。

II-1 次の4設問のうち2設問を選び解答せよ。


II-1-1 「生物多様性国家戦略2012-2020」において示されている生物多様性の4つの危機について、それぞれの危機を引き起こす要因と生物多様性への影響を説明せよ。
また、4つの危機のうち建設分野に関係の深いものを1つ選び、先に示した危機を引き起こす要因を対象に、必要と思われる対策の概要を述べよ。


II-1-2 ヒートアイランド現象の原因と考えられるものを3つに大別して、それらについて概説せよ。また、それぞれの原因を緩和するための建設分野における具体的対策を述べよ。
II-1-3 平成12年に「循環型社会形成推進基本法」が公布され,社会資本整備の面からも循環型祉会の構築が進められているところである。本法制定の背景を2つ述べよ。
また、建設分野において、循環型仕会の構築に重要と思われる施策とその概更を2つ述べよ。
II-1-4 湖沼や閉鎖性内湾の環境表す指標、下層溶存酸素量(以下、「下層DO」という。)が重要であるとの認識が高まってきている。下層DOが環境を表す指標として重要となってきた理由について述べよ。
対策の原理が異なる下層DO改善に係わる対策を2つ挙げ、それぞれの対策の原理を説明せよ。


今年は「生物多様性」「ヒートアイランド」「循環型社会」「閉鎖性水域における下層DO(溶存酸素量)低下」の4つがネタにされました。4問目以外は非常にオーソドックスなネタで、配布している問題集でも取り上げているものばかりでした。
II-1-1の生物多様性の解答は、「第1の危機(開発など人間活動による危機)」「 第2の危機(自然に対する働きかけの縮小による危機)」「第3の危機(人間により持ち込まれたものによる危機)」「第4の危機(地球環境の変化による危機)」の4つが簡潔に示されていればA評定です。
II-1-2はヒートアイランドをネタに取り上げています。原因3つは「開発行為に伴う緑地や水面減少」「高層建築密集に伴う風通しの悪さ」「エアコン稼働率向上」あたりではないでしょうか。
II-1-3は「循環型社会形成推進基本法」に基づいた循環型社会構築についてです。建設環境のほか環境部門でもおなじみのネタです。
II-1-4はなんともマニアックです。単なる閉鎖水域の水質悪化ではなく「下層溶存酸素量」ですか・・・。河川や下水道を専門とする私でもちょっと厳しい問題です。
問題II-2(応用能力)
昨年同様、解答2枚物の問題でした。昨年と異なり、他の科目と同様全問「あなたが業務を進めるに当たり」を条件設定に実務手順や留意点を問うものでした。

II-2 次の2設問のうち1設問を選び解答せよ。


II-2-1 山間部を事業実施想定区域とするある建設事業が計画されており、あなたはこの事業に係る計面段階配慮書手続を実施することとなった。'建設事業及び、当該事業に関し調査、予測、評価を行う計画段階配感事項(本設問では、事業完了後の環境影響に係る事項とする。)のうち特に重要と思われるものを1つ想定した上で、当該業務に関する以下の問いに答えよ。
(1)あなたが想定した建設事業の慨要と計画段階配慮事項を挙げよ。
(2)建設事業の事業特性、事業実施想定区域及びその周辺の地域特性に言及しつつ、(1)で挙げた計画段階配患事項を選定した理由を述ぺよ。
(3)事業特性、地域特性を踏まえつつ、(1)で挙げた計画段階配慮事項に係る調査の手法について具体的に説明せよ。
(4)(1)で挙げた計画段階配慮事項に係る調査、予測及び評価の結果を、それ以降の建設事業の具体化や環境影響評価手続にどのように反映・活用するのか、反映・活用場面を1つ挙げ、その内容を概説せよ。


II-2-2 公共工事の実施に当たって、自然由来の土壌汚染が確認された。当該工事における土壌汚染対策の責任者として業務を推進するに当たり、以下の問いに答えよ。
(1)想定する事業概要と立地条件及び具体的な土壌汚染の内容について記せ。
(2)本工事においては、近隣に処理事業者や処分揚等が無い。この条件下で対策を選定する手順を述べよ。
(3)上記の手順で選定された措置、その選定理由及び実施上の留意事項について述べよ。


こちらの方は、「環境アセスメント」「土壌汚染対策」とかなり限定されたネタについて、細かい解答指定などがある設問でした。取り上げられたネタからいって、実務経験がない人には相当苦労を強いられたと思います。コンサルで普通に計画・設計業務等に従事している人にとっては非常につらい出題だと思います。私自身、正直A評定レベルの解答は無理っぽいです。これを制するには自分の専門外の分野に関してもキチンと「仕事」を把握・学習することが必須だと思います。
問題III(課題解決能力)
昨年同様解答構成の細かい指定がある長文問題でした。

III 次の2問題のうち1問題を選び解答せよ。


III-1 大規模な津波・高潮・洪水等の自然災害に対する備えとして、事前防災・減災を推進することが必要となってきている。一方、我が国の生物多様性の損失はすぺての生態系に及んでおり、今後は、自然と共生できる事前防災・減災を進めていくことが重要になると考えられる。このような状況を考慮し、以下の問いに答えよ。
(1)事前防災・減災の取り組みを進めながら生物多様性の保全を図るために検討すぺき事項を多面的に記述せよ。
(2)(1)の検討すべき事項の中から、生物多様性の保全を図る上で、あなたが最も重要と考えるものを、他の事項との比較を行った上で1つ挙げ、その理由を論述せよ。
(3)(2)で挙げた事項に対する技術的課題を2つ挙げ、それぞれについて、解決するための技術的提案を具休的に述べよ。


III-2 我が国の社会資木ストックは、高度経済成長期などに集中的に整備され、今後急速に老朽化することが懸念されている。今後、真に必要な仕会資本壁備とのバランスを取りながら、如何に戦略的に維持管理・更新を行っていくかが問われている。同時に、この様な社会資本の更新の機会を捉えて、自然環境や生活環塊などへの配慮の取組を実施する必要がある。このような状況を踏まえ、以下の問いに答えよ。
(1)社会資本の更新事業を1つ想定し、その概要を説明せよ。また、その更新事業を計画、実施する際に環境への配慮を図る観点から検討すべき疎題を、多面的な視点から複数挙げ、その内容について述べよ。
(2)上述した検討すべき課題のうち、あなたが最も重要と考えるものを1つ挙げ、その理由を説明するとともに、解決するための技術的提案を示せ。
(3)あなたの技術的提案がもたらす効果を具体的に示すとともに、想定されるリスクについても記述せよ。。


取り上げられたネタは「生態系に配慮した防災・減災」と「環境に配慮した社会資本の維持・更新」です。「防災・減災」「社秋資本の維持・更新」は、一昨年まであった建設一般の普遍的課題であり、見事にこれを踏襲しています。いずれの設問も他の科目同様「施策に伴う負の影響(リスク)」にも言及しています。今後、課題解決能力の問題では「負の影響」も必ず検討しておく必要があると思います。また、長文で解答指定事項が細かいため、記述前にまず「問題文は何を書けといっているのか」をきちんと把握した上で、適切な章立て等の構成を検討することが求めらると思います。
総論(建設環境)
建設環境は出題数が減った分、専門が細分化した技術者には難しくなったと感じます。特に応用能力では「環境アセス」か「土壌汚染対策」に精通した知識が求められます。「生物調査」や「河川」、「公園緑地」等を専門とする人にはかなり難しかったという感じです。来年以降もしばらくはこんな感じを踏襲すると考え準備した方が良さそうです。

タグ : 過去問 建設環境

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