2011年09月

これまでの3部門5科目の合格経験に基づき、貴方の技術士二次試験受験について徹底的にサポートさせていただきます。
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ほとんどの受験参考書等には、「技術的体験論文は『図表』を最大限活用せよ」といったようなことが書いてあります。
このため、これまでに添削させて頂いている論文は100%図表付きの物となっています。
しかしながら、その内容を見ると、「この論文にこの図(表)って果たして必要なんだろうか・・・」と思ってしまうようなケースも多いと感じております。
技術的体験論文で図表をうまく活用すること自体は私も肯定します。
しかしながら、技術的体験論文に掲載する図表は単なる挿絵ではありません。
以下に挙げる重要な目的を持ったツールです。
●論文記述内容を補完する説明手段
計画対象物等の位置や形状、施工方法の比較検討内容、提案した業務手順等、論文に記述したことをより確実、正確にイメージしてもらうことが目的
●口頭試問における説明ツール
口頭試問のやりとりをイメージした上、口頭試問の説明の場で「論文の図○○をご覧頂くとわかるように・・・・」等と、説明ツールとして活用することが目的
技術的体験論文の指定字数はたったA4二枚と限られています。
そして、図表は「限られた指定字数を補完する重要な手段」になる可能性がある反面、意味のない挿絵のような図表は「限られた貴重な指定字数を潰してしまう弊害」もはらんでいます。
あなたの論文のその図表、上記の二つの目的のためホントにいるのかどうか、今一度チェックしてみて下さい。
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タグ : 技術的体験論文

技術的体験論文には、大きく分けて次の3つのパターンがあると考えています。
 1)基本型
 2)見直し型
 3)作戦変更型
それぞれのパターンの概要と章ごとの記述方法について、私見を述べたいと思います。
■パターン1(基本型)
創意工夫を要した業務、苦心した業務について、一連の流れを一から完結まで述べるものです。非常にオーソドックスなパターンですが、『課題』や『問題点』を十二分に示さないと、『それのどこが技術士にふさわしいの?』と突っ込みを入れられてしまうようなものになる可能性があります。
1)課題及び問題点
●この業務における課題は○○であり、これを克服するためには□□という問題をクリアする必要があった。
※基本中の基本ですね。課題の前に『現状における問題』の説明等を入れるのも効果的です。このパターンでは、とにかくこの部分をしっかり述べないと、『技術士としてのふさわしさ』を十分アピールできません。
2)私が行った技術的提案
●そこで、私は△△の適用を提案した。
※△△の提案に当たっては、経済性、適合性、工程等、さまざまな見地から総合的に比較検討をします。ここの文章は、この内容の記述になります。私は技術的体験論文でこうした記述をする場合、特に『定量的な評価』が望ましいと考えています。お金や工期など、『なぜこれを選んだか』の理由は、なるべく定量的に示しましょう。
3)技術的成果
●無事に終わり、××が達成された。
※××はコスト縮減とか工期短縮、市民との合意形成に基づいた構想策定など成果です。
■パターン2(見直し型)
すでに予備設計、基本構想、あるいは一般的な実施手法等が決まっている業務に対し、問題点を提示した上で『見直し』を提案、成果を収めるパターンです。ストーリー性により、『技術士としてふさわしい』との認識を植え付けやすいと思います。
1)課題及び問題点
●当初の設計は○○であった。
※ここでいう○○は工法とか、計画線形とか、実にいろいろなものがあると思います。
●しかしながら私は○○では□□という問題があると考えた。
※□□は不経済、住民の反発を食らう、工期内に収まらないなど、やはりいろいろですね。
2)私が行った技術的提案
●そこで、私は△△の適用を提案した。
※△△は工法や計画線形の大きな変更レベルのものもあれば、補助工法とかほんの一部の線形見直しレベルもありますね。
3)技術的成果
●無事に終わり、××が達成された。
※××はコスト縮減とか工期短縮、市民との合意形成に基づいた構想策定など成果です。
■パターン3(作戦変更型)
『工事を初めて見たら予想以上に湧水が激しかった』『ワークショップを始めたけど住民の関心がいまいちだった』等、業務開始後に発生した問題に対処するパターンです。これもストーリー性を持たせることで、『技術士としてふさわしい』というイメージを醸し出しやすいと思います。
1)課題及び問題点
●○○を開始したところ、□□という問題が露呈した。
※ここでいう□□は、例えば工事開始後に予測していなかった規模の湧水等といったものです。
2)私が行った技術的提案
●そこで、私は△△の適用を提案した。
※提案に当たっては、やはり唐突に解決案を示すのではなく、2~3案程度からの比較検討が妥当です。経済性、適合性、工程等、さまざまな見地から総合的に比較検討をした結果を記述しましょう。『定量的な評価』が望ましいのはパターン2と同様です。
3)技術的成果
●その結果××が達成された。
※××はコスト縮減とか工期短縮、市民との合意形成など成果です。
以上に示したとおり、『パターン2(見直し型)』『パターン3(作戦変更型)』は、論文にストーリー性を持たせることで、『技術士としてふさわしい業務の論文』とすることが比較的易しい感じがします。
逆に『パターン1基本型』では、『現状』『課題』『課題解決のためクリアすべき問題』がしっかり示されていないと『技術士としてのふさわしさ』が十分演出できません。このタイプの場合は特にこのあたりの記述内容に十分留意して下さい。
災害対策基本法第36条に基づく『国土交通省防災業務計画』が改訂されました。
改訂事項が新旧対照表の形で公開されています。
国土交通省防災業務計画を改正しました
国土交通省では、東日本大震災への対応を通じて明らかになった教訓、課題、改善点等を踏まえ、8 月26日付で国土交通省防災業務計画※を改正しましたのでお知らせします。
今回の改正を踏まえ、大規模津波災害対策や災害応急対応の一層の充実を図ってまいります。

※ 防災業務計画は、災害対策基本法第36条第1 項の規定に基づき作成するもので、防災に関してとるべき措置及び地域防災計画の作成の基準となるべき事項を定めています。
中央省庁再編後の平成14年5月14日に国土交通省として初めて作成し、これまでに、東南海・南海地震防災対策、緊急災害対策派遣隊の追加など、5回修正しています。

■主要な改訂事項
・大震災を踏まえ、内容が大幅に書き加えられています。
・津波想定の見直し(津波堆積物調査と結果の反映)や多重防御についても明記しています。
・近年の地震で多発している河道閉塞(天然ダム)に関する記述も見直されています。
今年は表だっては出ませんでしたが(もっとも私はこのニュアンスがあったと未だひとり合点していますが・・・)、防災、減災は来年度建設一般の目玉と考えています。

この計画改訂で書き加えられた事項は、設問の重要テーマになる可能性が高いと思われます。

来年度の受験に向けだけでなく、本年度筆記通過後の口頭試問においてもネタ振りされる可能性が非常に高いと考えます。是非ともご一読下さい。

タグ : 技術士 建設一般

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