2011年11月

これまでの3部門5科目の合格経験に基づき、貴方の技術士二次試験受験について徹底的にサポートさせていただきます。
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口頭試問の質問内容については、その内容毎の比率が採点要領の「配点」によって定められています。このため、概ね以下に示すような比率で質問がなされます。
◆経歴および応用能力(40%)
 ・経歴と体験業務の説明
 ・経歴や体験業務に関する追加・補足質問
 ・その他「なぜ技術士になりたいか」とか「技術士になったらどんな貢献をしていきたいか」等といった技術士取得に係る精神論
◆体系的専門知識(20%)
 ・専門科目の出題に関する質問(解答しなかったものや過年度のもの等も含む)
 ・専門科目の技術的基礎知識(例:マニング式って何? 比流量って何?)
 ・関連諸制度や工法等の知識(例:景観計画って知ってる? 緑のダムについてどう思う? 小規模処理場に適した処理方法は何?)
◆技術に対する見識(20%)
 ・建設一般、上下水道一般的な質問
 ・例として、「地球温暖化防止のためどんな取組が必要?」「建設コスト縮減のための提案はなんかないですか?」「海外展開のためにはどんな取組を進めていくとイイと思いますか?」
 ・社会で話題となっているネタ(トピック)に関する話題(今年なら「東日本大震災の復興まちづくりはどのように進めていけばいいとお考えですか?」とか)
◆技術者倫理(10%)
 ・技術士倫理綱領(今年はこれ重要)
 ・倫理のトレードオフ(とにかく公益確保が最優先)
 ・あなたが過去に行った業務で倫理的にまずかったというような経験はないですか(これよく聞かれます) 
 ・最近のニュースで技術者倫理的に問題と思った事例はなんかありますか(これもよく聞かれる王道です)
◆技術士制度の認識その他(10%)
 ・技術士の義務・責務(しんぴめいしこう)
 ・技術士制度の目的やあり方について
 ・技術士法による罰則規定
 ・諸外国の技術士類似資格制度やAPECエンジニア、JABEE等
以前は順不同だったような感じもしますが、平成17年にこの質問の比率が決定、公開されて以降は、概ね上記の順番の通りに質問が進んでいる状況となっています。
一方、制限時間は45分ですが、だいたい30分から40分で終わるようです。
●口頭試問での禁句
口頭試問では、「独善的」「突拍子もない」「裏付けのない」解答は避けなければなりません。これは常識の範囲で考えて下さい。
また、試験官はその分野に詳しい大学職員や国交省の役人等、どうしても「体制側」である可能性が高いのが実情です。このため、例えば「緑のダムについてどう思うか」と聞かれた場合、これを全面的に肯定し、現状のダム行政を完全に否定するような解答は(実際にあなたがそう思っていたとしても)絶対してはいけません。

こういうことも踏まえた上で、想定問答集作りに勤しんで下さい。
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タグ : 口頭試問

今年の技術士二次試験の建設部門各部門における筆記合格率について、日経BPが集計した結果が発表されました。

◆技術士建設部門の科目別合格率に明暗、震災や一般論文が影響(日経BP)
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20111115/555497/
 日本技術士会は11月10日、2011年度技術士第二次試験の筆記試験の合格率などを
理事会で承認した。日本技術士会の資料によれば、建設部門の合格率は11科目の平
均で15.2%。受験者数は1万4352人だった。東日本大震災の影響などで2010年度より
受験者数が952人、合格者数が130人、それぞれ減ったものの、合格率は0.1ポイント
上昇とほぼ横ばいだった。
 建設部門の11科目のうち、「施工計画、施工設備及び積算」と「土質及び基礎」、
「鉄道」、「トンネル」の4科目を除く7科目で、2010年度より合格率が上がった。
最も上がったのは、「電力土木」で1.9ポイント上昇。これに、1.8ポイント上昇し
た「道路」と、0.8ポイント上がった「河川、砂防及び海岸・海洋」が続いた。
H23筆記合格率
 技術士試験の動向に詳しい5Doors’(名古屋市)の堀与志男代表によれば、2011
年度は専門論文の難易度が増したとは一部を除いて考えにくいという。受験者に共
通で課される一般論文も、出題は社会資本整備の課題がテーマ。「合格率の伸びが
大きかった3科目の受験者は、一般論文のテーマが専門分野に近かったので、解き
やすかったのかもしれない」(堀代表)


まあ、去年と殆ど同じ結果だったみたいで、対受験者合格率は15.2%、下記のように私が算出してみた推計も概ね合っていたみたいです(河川がちょっと推計より悪かったみたいですね・・・)。
●都市及び地方計画:推計16.8% 結果17.0%
●河川、砂防及び海岸・海洋:推計13.4% 結果12.2%
●建設環境:推計15.0% 14.9%
今年の結果を見て感じるのは、例年と比較して科目毎の合格率のばらつきが小さい感じがします。
建設環境は昨年より筆記合格率が上がっているんですね・・・。口頭試問で気を抜かないようにしなければ・・・。
いなかものさんの情報から、「技術士倫理要綱」が今年3月中旬(震災のどさくさの時期)に改定され、「技術士倫理綱領」となったことを知りました。(恥ずかしながら私は全く知りませんでした)
これから口頭試問を受ける方は是非ともこの改定内容を理解、必ずのように質問される「技術者倫理に関する質問」に反映することが肝要です。
ということで、本日はこの改定内容について考えてみたいと思います。

まず、旧「技術士倫理要綱」の全文を以下に示します。

技術士倫理要綱
昭和36年3月14日理事会制定
平成11年3月 9日理事会改訂
 技術士は、公衆の安全、健康および福利の最優先を念頭に置き、その使命、社会的地位、および職責を自覚し、日頃から専門技術の研鑽に励み、つねに中立・公正を心掛け、選ばれた専門技術者としての自負を持ち、本要綱の実践に努め行動する。

(品位の保持)  
 1.技術士は、つねに品位の保持に努め、強い責任感をもって、職務完遂を期する。

(専門技術の権威)
 2.技術士は、つねに専門技術の向上に努め、技術的良心に基づいて行動する。また、自己の専門外の業務あるいは確信のない業務にはたずさわらない。

(中立公正の堅持)
 3.技術士は、その業務を行うについて、中立公正を堅持する。

(業務の報酬)  
 4.技術士は、その業務に対する報酬以外に、利害関係のある第三者から、不当な手数料、贈与、その他これらに類するものを受け取らない。

(明確な契約)  
 5.技術士は、業務を受けるにあたり、事前に相手方に自己の立場、業務の範囲などを明確に表明して契約を締結し、当該業務遂行上両者間で紛争が生じないように努める。

(秘密の保持)  
 6.技術士は、つねにその業務にかかる正当な利益を擁護する立場を堅持し、業務上知り得た秘密を他に漏らしたり、または盗用しない。

(公正、自由な競争)
 7.技術士は、公正かつ自由な競争の維持に努める。

(相互の信頼)
 8.技術士は、相互に信頼し合い、相手の立場を尊重し、いやしくも他の技術士の名誉を傷つけ、あるいは業務を妨げるようなことはしない。

(広告の制限)  
 9.技術士は、自己の専門範囲以外にわたる事項を表示したり、誇大な広告はしない。

(他の専門家等との協力)
10.技術士は、その業務に役立つときは、進んで他の専門家、あるいは特殊技術者と協力することに努める。



続きまして、平成23年3月17日付けで改定された「技術士倫理綱領」は以下の通りです。

技術士倫理綱領

(管理番号:IPEJ 02-1-2011)

昭和36年3月14日理事会制定
平成11年3月 9日理事会変更承認
平成23年3月17日理事会変更承認

【前文】
 技術士は、科学技術が社会や環境に重大な影響を与えることを十分に認識し、業務の履行を通して持続可能な社会の実現に貢献する。
 技術士は、その使命を全うするため、技術士としての品位の向上に努め、技術の研鑚に励み、国際的な視野に立ってこの倫理綱領を遵守し、公正・誠実に行動する。

【基本綱領】
(公衆の利益の優先)
 1.技術士は、公衆の安全、健康及び福利を最優先に考慮する。

(持続可能性の確保)
 2.技術士は、地球環境の保全等、将来世代にわたる社会の持続可能性の確保に努める。

(有能性の重視)
 3.技術士は、自分の力量が及ぶ範囲の業務を行い、確信のない業務には携わらない。

(真実性の確保)
 4.技術士は、報告、説明又は発表を、客観的でかつ事実に基づいた情報を用いて行う。

(公正かつ誠実な履行)
 5.技術士は、公正な分析と判断に基づき、託された業務を誠実に履行する。

(秘密の保持)
 6.技術士は、業務上知り得た秘密を、正当な理由がなく他に漏らしたり、転用したりしない。

(信用の保持)
 7.技術士は、品位を保持し、欺瞞的な行為、不当な報酬の授受等、信用を失うような行為をしない。

(相互の協力)
 8.技術士は、相互に信頼し、相手の立場を尊重して協力するように努める。

(法規の遵守等)
 9.技術士は、業務の対象となる地域の法規を遵守し、文化的価値を尊重する。

(継続研鑚)
 10.技術士は、常に専門技術の力量並びに技術と社会が接する領域の知識を高めるとともに、人材育成に努める。



旧要綱及び新綱領のお題を以下に示します。


旧技術士倫理要綱のお題
◆品位の保持  
◆専門技術の権威
◆中立公正の堅持
◆業務の報酬
◆明確な契約
◆秘密の保持
◆公正、自由な競争
◆相互の信頼
◆広告の制限
◆他の専門家等との協力


技術士倫理綱領のお題
◇公衆の利益の優先
◇持続可能性の確保
◇有能性の重視
◇真実性の確保
◇公正かつ誠実な履行
◇秘密の保持
◇信用の保持
◇相互の協力
◇法規の遵守等
◇継続研鑚



■旧要綱の内容はそのまま全て踏襲
旧要綱のお題が改定でどうなったのか、私なりに考察してみました。
◆品位の保持
新しいお題◇信用の保持の中に「技術士は専門職としての尊敬を得、維持するため常にその資格にふさわしい品位を保持する」とあります。したがってここに含まれる形に改められたと考えます。
◆専門技術の権威
研鑽に係る事項は◇継続研鑽として新たにお題が設けられ、専門分野以外も必要に応じ研鑽することや、後進の指導(人材育成)にも注力すること等が追加、充実されました。また、専門外業務に携わらないという部分は、新しいお題◇有能性の重視の方に含まれる形に改訂されました。
◆中立公正の堅持
新しいお題◇公正かつ誠実な履行に含まれる形に変更となりました。
◆業務の報酬
新しいお題◇信用の保持の中に、「技術士は、利害関係者との間で公式な契約に基づく報酬以外の利得の授受をしない。」と明記されました。
◆明確な契約
これも上記の業務の報酬と同様、新しいお題◇信用の保持の中に、「技術士は、利害関係者との間で公式な契約に基づく報酬以外の利得の授受をしない。」と明記されました。
◆秘密の保持
これは変更無く引き続きお題として残っています。
◆公正、自由な競争
新しいお題◇相互の協力に「技術士は、公正かつ自由な競争の維持に努める」と文章で明記される形となりました。
◆相互の信頼
新しいお題、◇相互の協力に「技術士は、他の技術士又は技術者の名誉を傷つけ、権利を侵害し、又は業務を妨げるようなことはしない。」と文章に明記される形になりました。
◆広告の制限
これは新しいお題◇有能性の重視に「技術士は、業務の受託に際し自分の専門範囲以外の表示をしたり、誇大な広告をしたりしない。」と文章で明記される形となりました。
◆他の専門家等との協力
これも上記の広告の制限と同様、新しいお題◇有能性の重視に「技術士は、業務が自分の力量の及ぶ範囲を超える場合には、他の専門家等に適切な助力を求める。」と文章で明記される形となりました。
以上に示すように、旧要綱のお題の内容は全て新綱領に引き継がれていると考えます。

■私なりの着目点
旧要綱の内容はそのまま引き継がれているとして、この改定で着目すべき事項は何なのでしょうか。
私は以下の3つが重要ポイントと考えます。
 ●お題「持続可能性の確保」創設
 ●公益確保の優先度明記
 ●国際化対応


●お題「持続可能性の確保」創設
生態系保全、地球温暖化防止等、環境問題は地球規模の課題となっています。これに対応させ、技術士に「持続可能性確保に向けた対応」を責務として課しています。
●公益確保の優先度明記
「しんぴめいしこう」間でトレードオフがある場合、何を優先すべきかといった質問が口頭試問でよくあります。私はこの正解は(実社会では決して一筋縄では行かないことが多いですが・・・)「公益性確保の最優先」と考えています。こうしたことを受け、「公衆の利益の優先」というお題が設けられるとともに、これが冒頭に示されています。私はこの「冒頭に出てきた」と言うことを、「最優先せよ」という意味でとらえています。
●国際化対応
国際化、グローバル化の波への対応は、必須課題です。このため、新たに法規の遵守というお題が設けられ、海外業務実施時の規範が示されたりしております。

ということで、細かい条文の内容まで覚える必要はありませんが、改定により上記のような改善が図られたことだけは認識し、口頭試問での質問に反映させることが重要です。
多自然川づくりポイントブックIIIが発刊されました。
 実は2年程前にしかるべき発刊関係者から、平成21年4月時点版という素案を見せてもらっていたので中身はだいたい知っておりましたが、中小河川の河岸や水際に関する計画・設計指南書です。なぜかこの本から発行元がⅠ、Ⅱと異なりリバフロ財団から日本河川協会になっています。
結局、遅れに遅れて出てきたこの本の位置づけは、昨年8月に改定された「中小河川に関する河道計画の技術基準」のガイドブックのようです。
 河川、砂防及び海岸・海洋において、中小河川ネタは昨年まで花盛りでしたが今年は一休みの状態です。
今年筆記に破れた方は、来年はまた出題可能性が非常に高い感じがしますので、早めに内容を勉強しましょう。
これから今年の口頭試問を受ける方も必見です。「昨年、中小河川に関する技術基準が改定されましたが、これに関連して・・・○○についてどう思いますか」といった乗りでの質問はよくあるものです。ダイレクトに「昨年中小河川に関する河道計画の技術基準が改定され、これを踏まえて多自然川づくりポイントブックIIIが先日発行されましたが、具体的な改定の内容を知っていますか」と聞かれるかもしれません。買って勉強して損はないと思います。
 もちろん私も含む、「建設環境受験者」も全く同様ですね。私も勉強します。
筆記合格者の方々は今頃技術的体験論文の最終チェックに余念がないことと思います。

昨年も書きました が、技術的体験論文の提出は「地方から発送する人は返送・再提出リスクを考慮して早めに」「関東近辺の人は最終日に直接神谷町に」が基本と考えています。
但し、目を皿のようにして指定部数や印刷様式等を十二分に照査することを条件にすれば、地方発送でも最終日(最終日の消印が付いていれば技術士会到着自体は締切より遅延してもOK)でいい気がします。この辺、正直いって関東近辺に住んでいるかどうかで不公平だと思いますが、地理的要因でどうにもならないですね。
ということで、今日は技術的体験論文の提出ルールについて、自らの復習もかねて書いてみたいと思います。技術的体験論文の基本的要件は以下に示すとおりです。
■形式等の注意事項
(1) 用紙の1枚目には、受験番号、氏名、技術部門、選択科目、専門とする事項を記載すること。(2枚目は受験番号、氏名のみ。)
(2) A4縦の用紙2枚以内に図表等を含め3,000字以内、白黒で作成すること。
(3) 用紙は、片面のみ使用(裏面は使用不可)し、横書きとすること。
(4) 原則ワープロで作成するものとするが、手書きで作成しても良い。
(5) 書式は、1枚目40文字×35行、2枚目40文字×40行、ワープロで作成する文字の大きさは、原則10.5ポイントとすること。
(6) 論文は、左上1箇所をホッチキスで留めたものを3部(コピー可)提出すること。

そして、技術的体験論文は、ワープロで作成、そのアウトプットを提出することが認められており、ワープロ用ファイルが『提出形式ファイル』として試験機関側から提供されています。
以下は日本技術士会技術士試験センターから出されている「技術的体験論文の『提出形式ファイル』について」の全文です。
1.ファイルの内容
●ファイル形式はMicrosoft Office Wordです。論文入力用の表が挿入されています。
●表の指定の位置に受験番号・氏名・技術部門・選択科目・専門とする事項を入力して下さい。(2頁目の上部にも,1頁目で入力した受験番号・氏名が出力されます。)
●指定の位置(下図における○印の場所)から論文内容の入力を始めて下さい。

技術的体験論文の『提出形式ファイル』について 
2.論文内容入力時の注意事項
●基本の書体を「MS明朝/10.5pt」にして下さい。
●部分的に「MSP明朝」等により文字間隔を詰めても結構です。(例;100 ⇒ 100)
ただし,文章全体の文字間隔を詰めることはしないで下さい。また,半角カタカナは論文の本文には使用しないで下さい。(図表内での使用は構いません。)
●ゴシック体,太字,下線,文字サイズ変更等により,キーワードを強調しても構いません。
●図表(白黒写真含む)を貼り付ける場合は,必ず論文入力欄の枠内に収めて下さい。
電子ファイルとして図表を貼り付けるのが困難な場合は,図表を貼り付けるスペースを空けておき,出力した用紙に手作業で貼り付けるなどして下さい。
●「挿入(I) → 改ページ(B)」の操作による改頁を行うと表の形が崩れます。改頁の位置は「Enter」キーによる改行操作で調整して下さい。
●必ず「A4縦用紙2枚以内」,「3,000字以内」に収めて下さい。
●論文(図表含む)は,必ず白黒印刷で提出して下さい。カラー入りの提出はできません。
◇ファイル形式はMicrosoft Office Wordです。論文入力用の表が挿入されています。

基本的には提供のワードファイルをそのまま使用することになります。アウトプットの提出になりますので、用いるソフトは2003でも2007でも構わないでしょう。
◇表の指定の位置に受験番号・氏名・技術部門・選択科目・専門とする事項を入力して下さい。(2頁目の上部にも,1頁目で入力した受験番号・氏名が出力されます。)

受験者(提出者)自らの情報を明記する、これは当たり前の事項です。また、昨年も口頭試問に向け技術的体験論文を準備していた方最上部のタイトル(平成○○年度)の変更も忘れずに!。タイトルはヘッダーで入っていますので、ここにカーソルを持ってきてダブルクリックすると変更できます。
◇指定の位置(下図における○印の場所)から論文内容の入力を始めて下さい。

まあ、これに背くような書き方する人はいないと思いますが・・・。ちゃんと最上部からスタートして書き始めましょう。
◇基本の書体を「MS明朝/10.5pt」にして下さい。
◇部分的に「MSP明朝」等により文字間隔を詰めても結構です。(例;100 ⇒ 100) ただし,文章全体の文字間隔を詰めることはしないで下さい。また,半角カタカナは論文の本文には使用しないで下さい。(図表内での使用は構いません。)

ご存じと思いますが、「MSP明朝」等は文字により幅が異なるため、全体的にこれを用いると「1行の文字数」が変化してしまいます。ここでいう『部分的』という指定は、1行が基本的に40文字という規程があるからと考えられます。まあ、論文の何行かが40文字をオーバー若しくは足りなくてもこれで失格になるとはまず考えられませんが、基本的には「MS明朝」「MSゴシック」といった等幅フォントを用いるのが無難です。
また、よく報告書等でカタカナを半角文字で書かれる方がおられますが注意して下さい。本文では半角カタカナ禁止です。
また、「行数は1枚目35行、2枚目40行」と決められています。このため、ワードの「書式-段落-行間」で行間間隔をいじるのは厳禁です。
以上の字数、行数は、ソフト任せにせず、プリントアウトして自ら数えて確認しましょう。
なお、上記のフォントや行数の規程がかかるのはあくまで本文のみで、図表に関しては自由です。但し、試験官はやはり年配の方が多いこと等を考慮すると、蟻のような小さいフォントの適用などは考え物です。プリントアウトしてみて十分見やすいことが確認できるレベルの書式にしましょう。
◇ゴシック体,太字,下線,文字サイズ変更等により,キーワードを強調しても構いません。

基本はMS明朝10.5ptですが、文章のメリハリを付けるのに様々な文字飾りを使うことができます。これは大いに活用しましょう。
章立てをはじめ、課題、業務で露呈した問題点、技術的提案の最重要骨子などについて、ゴシック体や下線で強調、自らの主張したいことや、論文のポイント等が浮き出るような装飾を施して下さい。
添削をしていて感じたことですが、近年はコンサル職員の人だと、プロポの技術提案書等のこの手の装飾になれていますが、インハウスエンジニアの場合はあまりこういうことに気を遣わない人が多いと感じます。同じことは図表の見栄え等についても感じています。
技術士試験は相対評価の戦いです。特にコンサル職員等でこうした処理に手慣れた相手は、日頃のスキルを使い着飾って対決してきます。
論文の見栄えなんて、技術的体験の本質ではありません。しかしながら、合格を勝ち取るには非常に重要なことと考えています。
◇図表(白黒写真含む)を貼り付ける場合は,必ず論文入力欄の枠内に収めて下さい。 電子ファイルとして図表を貼り付けるのが困難な場合は,図表を貼り付けるスペースを空けておき,出力した用紙に手作業で貼り付けるなどして下さい。

私はワードに図表を貼り付ける場合、まずテキストボックスを作り、これに入れたい図や表の画像を貼り付け、下部(表は上部)に図表名を入れたものを作ります。そして「テキストボックスの書式設定-レイアウト-外周」と設定すると、本文中に挿入した場合、自動的にうまく改行してくれる都合のいいものが出来上がります。但しこれの難点は、位置を調整したときピョコピョコ動きなかなかいい位置に納まってくれないのと、頻繁にどっかに消えてしまうバグが多い(特に技術士会の提供ファイルのような枠線内で多い)ことです。これは「編集-元に戻す」で何度もやり直して対応しています。
まあ、アウトプットの提出なので、最悪の場合はここにあるように、「プリントアウトしたものに貼り付け」でも構いません。
◇「挿入(I) → 改ページ(B)」の操作による改頁を行うと表の形が崩れます。改頁の位置は「Enter」キーによる改行操作で調整して下さい。

自動的に2ページ目に行きますので、基本的に「改ページ」は不要です。
◇必ず「A4縦用紙2枚以内」,「3,000字以内」に収めて下さい。
◇論文(図表含む)は,必ず白黒印刷で提出して下さい。カラー入りの提出はできません。


指定枚数:2枚、白黒印刷、いずれも基本的事項です。
ここにはありませんが、これを左上部ホチキス止めして3部提出することも忘れないで下さい。

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