2012年06月

これまでの3部門5科目の合格経験に基づき、貴方の技術士二次試験受験について徹底的にサポートさせていただきます。
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昨日、一次試験関連のネタを書いたこと、また、「技術士試験 予想問題」とかで検索してこのサイトにこられる方がかなり多いこと等から、以下のようなカテゴリ見直しを行いました。
●「技術士一次試験」カテゴリの新設
●「過去問と予想問題」を「出題傾向と過去問題」と「予想問題」への分離
なるべく見やすく使いやすい形を追求していきたい所存です。今後も何かと宜しくお願い申し上げます。
さて、技術士二次試験まで、40日という状況となっています。
私の添削講座は、添削無制限の「総合支援コース」と一編ごとの添削である「単独コース」を設定させて頂いております。そして、受講生様は、総合支援コースが8割ほどを占めています。
当該コースの受講生様の中には、既に二桁の数の論文添削を進められている方がいる一方で、せっかく申し込みをされたのに、未だ1編も添削依頼の提出がない受講生様もいらっしゃいます。
まあ、提出がないと添削をする私自身はラクになるのですが、実にもったいないことです。
私自身、1つ目の技術士取得に4回(不戦敗が2回あったので6年)かかったのですが、毎年このころになると「いいかげん何か準備をやらなければ・・・」と思いつつ、ほとんど何もしませんでした。合格した年もそんな感じでしたが、8月に入って(当時は8月末が試験日だった)年下の同僚も受けることを知り、急に「後がない」という危機意識からモチベーションに火がつきました。
それからは「直前の悪あがき」に没頭しました。試験前数日間は休暇を取り、当時定番だった体験論文の完全暗記、そして一般や専門の想定解答論文を手書きで書きまくりました。数にして上下水道一般3編、下水道専門6編くらいだったと思います。結果としてこれで合格することができました。
当時の試験勉強は「模範論文の暗記」「手書き速記の訓練」という今とはかなり異なる内容が主体でした。このため「受験勉強はつらい」というイメージが強烈でした。でも、今の試験制度では時間がタップリ与えられており、また、「体験論文の暗記」などというある意味バカらしいことも強要されません。自分の携わっている業務関連の題材を体系的(現状-課題-問題点-解決策のあり方)に整理、知識とすること、そしてこうした内容を文章として上手く記述することの訓練だけです。
受講生の皆さんは、こうした添削講座に応募していること自体で分かるとおり、当時の私なんかより間違いなくやる気のある方々です。もし、既にこの段階で諦めている受講生様がいればひと言いいたい。「この時点から奮起して勉強をはじめても十分合格の可能性があります。まだ遅くありません。一緒に頑張りましょう!」
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タグ : 技術士

梅雨本番でいやな天気です。
こうした中ですが、現在技術士一次試験の申し込み受付期間となっており、これに関連してこのサイトの各ページに検索等で訪れる方が多くなっています。
今日は、一次試験で受験する部門に関して書きたいと思います。
技術士二次試験を受けるためには、大学や高専でJABEE認定科目を履修するか、技術士一次試験に合格する必要があります。
このため、JABEE制度開始以前に社会に入った人が技術士を目指すには、必ず技術士一次試験という関門を乗り越えなければなりません。
では、この試験の難易度は、いったいどの程度なのでしょうか?
まず、合格基準ですが、正解は五者択一式で記述式等と違い明確であり、合格点が決められ公表されています。明らかな「絶対評価」であり、仮に受験者全員がある一定の水準以上であれば合格率が100%になることもあり得る試験です。
ここで、私の従事している建設コンサルタント業に関連した「建設部門」「上下水道部門」「衛生工学部門」「応用理学部門」「環境部門」の5部門について、平成17年度から平成23年度までの合格率をまとめた表を以下に示します。

技術士一次試験 部門別合格率
実施年毎のばらつきも結構ありますが、総体的に建設部門の合格率が異常に低いことが分かります。平成23年度なんて12%台とまるで二次試験並みの狭き門です。
一方で、上下水道部門、衛生工学部門、応用理学部門等の合格率は高くなっています。平成22年度の上下水道や衛生工学、平成19年度の応用理学、平成18年度の上下水道なんて、合格率は6割~7割強です。はっきりいって「易しい資格」です。
技術士二次試験で受験する部門は、技術士一次試験で合格した部門と一致している必要はありません。私自身、建設部門の3科目に合格していますが、技術士補となる資格(技術士一次試験合格)は「上下水道部門」しかもっていません。「口頭試問などで部門の不一致をつつかれるんじゃないの?」等という人もいますが、ご安心下さい。そんなことは聞いたことがないし、だいたい二次試験申込書に書くのは「技術士補の登録番号」か「技術士一次試験の合格番号」だけで、部門名は書かなかったはずです。
JABEEの認定を受けていない大学でも「在学中に技術士一次試験を通過する」ことを指導しているようですが、この場合、難関な建設部門以外を受けるよう指導している事例もあるとのことです。大正解だと思います。
土木関連学科を出た方で、水理や上下水道専攻だった方なら「上下水道部門」、衛生工学専攻だった方なら「衛生工学」、地盤工学専攻だった方なら「応用理学」も十分対応できるはずです。
一次試験通過は所詮技術士取得の登竜門の位置づけです。このため、難関な建設部門で受かっても何の特典もありません。
建設部門以外で対応できそうなので迷っている方は、絶対建設部門以外で受けるのがお勧めです。たかが登竜門の通過なんです。ラクをして下さい。
先の大震災を踏まえた教訓集として「国民の安全・安心の確保に向けて準備するべき29の要点」というものが、6月14日に国土交通省から出されています。

東日本大震災教訓集「広域大災害に備えて」~国民の安全・安心の確保に向けて準備するべき29の要点~の作成について(お知らせ) 
東北地整が中心となり5月にまとめたもののようで、時期的にこれが直接設問に影響する可能性はほとんど無いと思いますが、建設一般や上下水道一般のよい参考資料というだけでなく、各科目の震災関連出題に関しても、体制の立場に沿った課題解決方策を知る有用な資料です。
受講生の皆様、是非目を通しておいて下さい・

建設一般の出題は、II-1は社会・経済情勢に基づいた建設分野における俯瞰な題材、II-2は技術や人材、国際展開や成長戦略など特異な部分につっこんだ題材が用いられています。参考までに、現行制度になってからの過去問題を以下に列挙します。(青はII-1赤はII-2
■平成19年度
II-1
産業構造の変化等により、人口減少傾向にある地域における社会資本整備の課題を挙げ、厳しい財政の制約の下で、地域の活性化を図っていくための社会資本整備のあり方について、具体策を示しあなたの意見を述べよ。

II-2
我が国の技術の発展を支えてきた“団塊の世代”の多くの技術者が、定年退職により実務の第一線から退く事態を迎えている。そのような経験豊富な技術者の大量退職が、社会資本を整備するための技術に与える影響と課題について多面的に述べ、それを踏まえて、今後技術を維持継承するための方策についてあなたの意見を述べよ。
■平成20年度
II-1
社会資本の維持管理に関する現状と課題を述べ、これに対する対策としてのアセットマネジメントの必要性及びその実用化に向けた方策についてあなたの意見を述べよ。

II-2
我が国の公共事業は、近年、縮小傾向にあるが、このような状況が、建設分野における技術力の維持及び向上に与える影響とその課題を挙げ、今後とるべき方策についてあなたの意見を述べよ。
■平成21年度
II-1
地球温暖化を緩和するための低炭素社会について、以下の問いに解答せよ。
(1) 低炭素社会の実現に向け貢献できると考えられる社会資本整備の取り組みを3つ挙げ、それぞれについて概説せよ。
(2) 前項で述べた取り組みの1つを取り上げ、その推進にあたっての課題と解決策についてあなたの意見を述べよ。

II-2
建設部門においては、解析・設計から管理に至るまでコンピュータの導入と併せ、技術の高度化・細分化が進展しており、計算結果の妥当性を総合的に判断することが困難となってきている。
このような状況を踏まえ、技術者として解析・設計や数値シミュレーション等の成果の合理性を総合的に判断できる技術力を維持するための課題と、今後とるべき方策についてあなたの意見を述べよ。
■平成22年度
II-1
我が国の国土は厳しい地形・地質、気象等の条件下にあることに加えて、近年は社会的状況も大きく変化し、自然災害から国民の安全や生活を守ることがより一層求められている。建設部門に携わる技術者として、社会的状況の変化に対応して防災あるいは減災対策を行う上での課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。また、これらの課題に対して、国民の安全や生活を守る観点から今後どのような取組を進めていくべきか、あなたの意見を述べよ。

II-2
我が国の建設産業においては、国内の公共事業投資額の減少に伴い、さらなる成長が期待される海外の社会資本整備に対する積極的な取組が求められている。一方、国際貢献・技術協力の観点から、開発途上国などにおける社会資本整備に対する積極的な取組も求められている。このような状況の中、建設部門に携わる技術者の視点から、海外での社会資本整備に取り組む上での課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。また、これらの課題に対して今後とるべき方策について、あなたの意見を述べよ。
■平成23年度
II-1
我が国の社会資本は、戦後の高度経済成長とともに着実に整備され、膨大な量の社会資本ストックが形成されてきた。しかしながら、これらの社会資本は老朽・劣化が進行しつつあり、今後、社会資本の高齢化が急速に進行する事態に直面することになる。
また、我が国の経済社会は、人口減少や少子高齢化の進展に加え、厳しい財政状況にあることから、社会資本への投資額が抑えられる状況が続いており、かつてのような右肩上がりの投資を期待することは困難である。
建設部門に携わる技術者として、このような我が国の社会資本と経済社会の現状を踏まえ、今後の社会資本整備における課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。
また、これらの課題に対してどのように取り組むべきか、あなたの意見を述べよ。

II-2
建設産業は、住宅・社会資本の整備だけでなく、その維持・管理や災害対応など多面的な役割を果たすことが期待されているが、近年、建設投資が急激に減少していること、就業者の減少及び高齢化が進行していることなどから産業全体としてかつてないほど厳しい状況に直面している。
このような状況下、建設産業の課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。
また、建設産業の活力を回復させるため、これらの課題に対してどのように取り組むべきか、あなたの意見を述べよ。
以上の設問形式に対し、毎年、受験者の大部分がII-1を選んで解答しているようです。これはやはり一般論として時事ネタに基づいた勉強の成果が出しやすいことによるものです。
ここで、技術士二次試験の筆記試験でA評定を得るためには、受験者の上位20%程度に残ることが必須といわれます。このため、「選択する受験者の殺到するII-1を選ぶより、II-2を選んだ方がよいのでは?」という考え方がよぎります。
私は、「勉強したことがズバリ出た」のであればそうする方がよいでしょうが、「勉強成果に基づき実際に論述展開しやすいのはII-1の方」の場合はやめておいた方がよいと思います。書きやすい、論述展開しやすい方を選び解答した方が、必ず出来がよい解答論文となるはずです。
私自身、これまで建設部門の合格科目では、全てII-1を選んでいます。
実は一度だけ、平成22年度に道路を受けた際に、以上に述べた理由からII-2を選びましたがダメだった(B評価だった)こともあります(建設部門の技術士としてお恥ずかしい限りですが・・・)。
「上位2割」といいますが、実際には問題II(建設一般)がAでも問題I(専門科目)がB以下で落ちてしまう受験者も相当いるはずです。実際には上位3割~4割に入れば合格の目があると思います。 試験本番では姑息なことを考えずに、堂々と書きやすい方の問題を選択するのがよいと私は考えています。
添削させていただく論文で、けっこう「現状」「課題」「問題点」が明確になっていないものが見受けられます。
今日は「現状」「課題」「問題点」について思うところを述べます。
以前は上記の区分なんて、あまり、というか全く気にかけていませんでした。
以下は、私が過去に受験、合格することができた平成18年度の『河川、砂防及び海岸・海洋』の専門問題です。
現在までの多自然型川づくりが抱える課題を分析し、今後の多自然型川づくりの推進方策について述べよ。
「課題を分析し」とありますので、課題を抽出しなければ話が進みません。
このため、以下のように課題を抽出(まあ実際は多自然川づくりに向けた提言のパクリなんですが・・・)しました。
2.多自然型川づくりの抱える課題
 現在まで行われてきた多自然型川づくりの課題について整理すると、以下に示す4つが挙げられる。
 1)多自然型川づくりに関する共通認識の欠如
 2)多自然型川づくりを支援する仕組みが不十分
 3)多自然型川づくりを推進する体制が不十分
 4)多自然型川づくりを担う人材を育成するシステムが不十分
当時はこれが正解と考え、また試験官も同様に判断、結果は合格できました。
でも、最近はこれではちょっとまずいんじゃないかと思います。
理由は「SUKIYAKI塾」の「骨子法」です。
主宰者が、当該サイト等で骨子法を提案、その中で「現状・原因」「課題」「問題点」等を詳細に定義してしまっているからです。
そして、この定義された内容は「フムフム」と実に納得のいくものだと思います。
主宰者鳥居氏の著書を一部を引用させていただきます。

もっと簡単な例で考えてみましょう。ここに小学生がいます。彼はあまりテストの出来がよくありませんでした。こんな点数を親には見せられません。だけど連絡帳のテスト結果確認欄に親が印を押すシステムになっているので、見せないとバレてしまいます。
【課題】学校で悪い点を取ったテストをいかにして親に隠すか
【問題点】連絡帳のテスト結果確認欄に親が印を押すシステムになっており、見せないとバレる
つまり「○○したいけれど△△だから簡単にはできない」という○○が課題、△△が問題点です。

上記は非常にわかりやすい説明だと思います。
ちなみにここには明記されていませんが「テストの出来が悪く親に見せられない」というのが「現状」です。
私が平成18年度に書いた以下の「課題」の部分は、実はここで定義されている「現状」を書いてしまっています。

 1)多自然型川づくりに関する共通認識の欠如
 2)多自然型川づくりを支援する仕組みが不十分
 3)多自然型川づくりを推進する体制が不十分
 4)多自然型川づくりを担う人材を育成するシステムが不十分

キチンと課題として抽出するのであれば、ポジティブな表現で上記の「現状(現状における問題点)」をひっくり返すような事項を書かなければなりません。

 1)多自然型川づくりに関する共通認識の醸成
 2)多自然型川づくりを支援する仕組みの確立
 3)多自然型川づくりの推進に向けた体制の整備
 4)多自然型川づくりを担う人材育成システムの構築

そして、上記の実現に立ちはだかるのが「問題点」です。
組織の問題や金の問題、いろいろ挙げられると思います。
これを踏まえた解決策の提案が、論文のメイン部分になると思います。

以上のようなことを、あまり意識しない試験官もいるかもしれません。
前述の通り、実際に過去に私は「課題を書け」という設問に対し「現状の問題点」を書いて合格しています。
でも、現段階ではSUKIYAKI塾の存在が技術士試験関係者にとってメジャーになりすぎている感があります。決して無視は出来ないと思います。
私がもし作問や採点を担う立場であれば、やはりあのサイトに書いてあることは参考にするでしょう。
このため、現在は私も「現状」「課題」「問題点」の定義を知った後は意識するようにしています。
もちろん、合格を目指す方には是非ともそうするようお勧めいたします。

タグ : 解答方法 技術士

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