2012年12月

これまでの3部門5科目の合格経験に基づき、貴方の技術士二次試験受験について徹底的にサポートさせていただきます。
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本年度の技術士一次試験について、本日合格発表がありました。
合格された方々、おめでとうございます。
引き続き、二次試験突破に向けて、技術力を研鑽していってください。
早々と技術士会に統計情報がアップされていました。
部門ごとの合格率は以下の通りとなっております。
H24一次試験合格率 
平均して63.3%と、ものすごく高い合格率となってます。
また、以前「一次試験の合格率は部門ごとに大きく異なるので合格率の高い部門で受けると有利」みたいなことを書きましたが、最低の上下水道部門でも54.5%と、今年は総じて合格率が高い状況になっています。
今年は合格基準に係る制度変更等はなかったことから、総合的に設問の難易度が低くなったのでしょう。一次試験は「部門ごとの難易度の差」が問題になっていました。この対策として「最も易しいレベルを基準に難易度を統一」した結果と推察されます。
いずれにしろ、この程度の合格率の資格試験は、日々の業務さえきちんとやっていれば無勉や一夜漬けでも十分受かるレベルです。
技術士補取得を強制されなかった時代(平成14年以前)から技術士二次試験に挑戦してきたが、平成15年度の技術士補取得必須になってからあきらめてしまった40代~50代の方はたくさんおられると思います。
しかしながら、こんな一次試験なら合格はたやすいと思います。こうした方は、もう一度奮い立って再挑戦することをおすすめします。そして、あきらめてしまっていた「技術士」を目指しましょう!。応援いたします。
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タグ : 技術士 技術士一次試験 合格発表

しとしと雨が降る寒い週末ですが、ちょうど今頃、渋谷では熱い口頭試問が展開されている頃だと思います。
私がこれまで6回受けた口頭試験を振り返ると、けっこう「同じ質問をされた」ことがあるのがわかります。
こうした質問は、いわゆる「出題率が高い」質問です。
たとえば、下の2つなどは2度といわず何度も聞かれた覚えがあります。
「日頃から部下の指導や育成で何か気をつけていることはありますか。」
「最近の話題で、何か技術者倫理的に問題があるとお感じになられたことはありませんか。」

今年、上の二番目のやつを聞かれた場合、あなたならどうしますか?。
回答のポイントは、まず、近年の時事ネタの中から、それも(必ずとはいいませんが)受験部門に関連した話題で返すことです。
今日現在の社会・経済状況だったら、「トンネル維持管理」「原発敷地の活断層」あたりにすると思います。
「先日、中央道笹子トンネルで悲惨なトンネル事故がありました。事故前に実施した当該トンネルの詳細点検では、通常のトンネル点検で必須の打音検査が「アンカーボルトの位置が5mと高いため、足場設置等の施工手間やコストを嫌い目視のみで済ませた」みたいなことが報道されております。もしそれが本当であれば、ネクスコや点検に携わった技術者は、技術者倫理的にはもちろん、公共の社会基盤の管理に携わる者として重大な問題があると考えます。」
「最近の報道によれば、複数の原発で敷地内や原子炉直下の活断層の存在が調査で明らかになっています。気になるのは、建設する前になぜこうした活断層が発見されなかったのかです。もしも計画や建設に携わった技術者や組織が「事業進捗優先」で調査をおろそかにしたのであれば技術者倫理的に重大な問題があると思います。」
私だったらこんな感じで答えるかな・・・。
とにかく、こうした出題頻度の高い問題については、是非とも想定問答を考えておくことをおすすめいたします。

タグ : 口頭試験 技術士

今年は本当に寒いですね。二ヶ月くらい前までの暑さは本当嘘みたいです。
この寒波の中、技術士二次試験は口頭試験の真っ最中です。
私も昨年はちょうど今頃(12月11日)に受けたっけな・・・。
旬の話題であり、受験者様が知りたいのが「口頭試問の時の質問」だと思います。
ということで、1年前の口頭試験の質疑(建設部門・建設環境)について公開したいと思います。
※なお平成20年度の「建設部門・都市及び地方計画」の時の質疑内容もこちらにアップしていますので、よろしければこちらもあわせて参考にしてください。
試験開始時間の13時00分を1分ほどすぎたころ、試験室のドアが開き、50代前半の銀縁めがねの試験官が出てきて「詐欺士さんですね、中へどうぞ」と入室を促されました。
試験官は、呼びに来てくれた方(Aさん)は向かって左側に座る進行役で、50代前半位の灰色のスーツ姿の中肉中背で、銀縁めがねをかけたやさしそうな顔の人。多分同業者か、若しくは役人でしょう。中間を取って、河川環境管理財団の人とでもしておきましょう。
向かって右側のBさんは、茶色い縁のめがねをかけた私と同年代くらいの人。スーツではなく茶色いジャケットを身にまとったみるからに「サラリーマンではなさそうな人」です。こちらの職種は大学のセンセーとでもしておきましょう。
0911M××××番、詐欺士でございます。本日は宜しくお願いいたします。

Q:(A)
荷物をそのいすにおいておかけ下さい。

A:
はい、それでは失礼いたします。

Q:(A)
では、これより平成23年度技術士二次試験の口頭試験について始めたいと思います。宜しくお願いいたします。

普通は「どこから来たんですか?」とか「仕事はどうですか?忙しいですか?」とか、受験者をリラックスさせる和ませ質問から入る事例が多いですが、この日はそんなの無しでいきなり試験が始まりました。
Q:(A)
それでは、詐欺士さんの経歴及び提出頂いている技術的体験論文の内容について説明して下さい。時間は10分程度を目安におねがいいたします。なお、時間は十分取ってありますので、落ち着いてゆっくり説明して下さい。(といいつつ右手壁面にある時計の存在を目線で教えてくれた)

H19改正後、もっともオーソドックスなパターンです。しかも時計見ながらなのでラッキーです。
私はH19以後二回受けましたが、いずれもこのパターンでした。
Q:(A)
そうですか、既に河川の技術士資格をお持ちなんですね・・・。それでは、なんであえて建設環境の技術士資格を受けようとされたんですか?

経歴の中で、河川の技術士を取得していることを述べたため、この質問が来ました。
200%想定内の質問でしたので、準備したとおりのことを答えました。
Q:(A)
業務に関連した資格は他に何か取られているのですか。
Q:(A)
様々な資格を保有されているようですね。まあ、こうした資格はプロポーザル対応とか管理技術者の要件とかの必要性がありますが、日常業務が忙しい中でこういう資格を取得していくことは研鑽という意味合いか、それとも業務上やむを得ずという位置づけなんですか?

技術士資格の話から、資格全般の話題に展開していきました。
ただ、説明がややこしくなるとともに「資格マニヤ」にみられるリスクを考慮し、都市計画や上下水道の技術士には言及しませんでした。
Q:(B)
それでは、体験業務の方の質問をさせて頂きます。まず、最初の方の業務ですが、中小河川に関する河道計画の技術基準に基づき予備設計を見直した部分、もう少し詳しく教えて下さい。

概述業務の詳細について追加説明を求める質問です。体験論文に係る質問の王道といえます。
Q:(B)
計画高水位も見直したんですか、まさに予備設計というか、河道計画の見直しですね。ところで、余裕高を小さくして水位を見直すことで治水安全度等が変わりますが、その辺発注者にはどういうように説明されたのですか。 
Q:(B)
床止めの護床を施さずにという部分、これをもう少し詳しく教えて下さい。 
Q:(B)
河床が軟岩と書いてありますが、土丹みたいな柔なものでなかったということですね。

さらに概述業務についてのつっこみが続きました。
余談ですが、Bさんはこれで100%河川屋に間違いないと確信しました。
Q:(B)
続きまして、論文で詳述されているワークショップで河川敷公園整備計画を検討された業務ですが、こうしたワークショップを進めていく中で意見の対立のようなものはありませんでしたか。

概述業務へのつっこみが終わり、詳述業務内容に関する質問に変わりました。
この質問は、都市計画の時もされました。
技術的体験業務がワークショップネタ、委員会運営ネタなどの場合はこうした質問の可能性が大きいことに留意した方がよいと思います。
Q:(B)
そういった意見の対立に対し、具体的にどのように解決していったんですか。
Q:(B)
ところで、河川敷に樹木を配置したようですが、こうした緑について生態系的な検討などは詳細に実施したのですか。
Q:(B)
それでは、こういった樹木で粗度係数が変化し、流下能力にどういうような影響を与えるかはどうですか。

Bさんの河川屋らしいつっこみ質問がさらに続きます。
このあたり、技術的体験論文の業務について、詳細をおさらいしておけば問題なく答えられるはずです。
あくまでも嘘偽りなく実際に体験した業務だったらという条件が付きますが・・・。
Q:(B)
この業務、市民部会という実働組織で詳細な検討をされたようですね。まあ、最近は、こうしたワークショップによる施設整備等も増えているのですが、こうした業務を進めるに当たり詐欺士さんが心がけているようなことがあれば教えて下さい。

経歴と体験論文の締めは、このような抽象的な質問が来ました。
このときは「ファシリテートの心得」みたいなことを言って逃れました。
Q:(B)
わかりました(といいつつAさんに目をやる、時間は13時25分位)
Q:(A)
それでは、経歴に関する質問を終わり次に進めさせて頂きます。今年は東日本大震災がありましたが、この大震災を教訓として、今後どういうように社会資本整備を進めていくべきとお考えですか。

ここで、質問者が交代し、ガラッと話題も変わりました。
後から内容をよく見ると「経歴及び応用能力」と「体系的専門知識」の確認が済み、「技術に対する見識」の確認に入ったということです。
なお、この質問は300%位の確率で予想してたのでその通り答えました。
Q:(A)
今回の震災を踏まえ災害規模を見直していくことは必要です。でも、それに全て対処するには予算や時間がかかりすぎるんじゃないですか。

これも想定内、基本は防災から減災、公助から自助・共助、ハードからハードとソフトの連携。
Q:(A)
頻度の高い災害にはこれまでのような防災施策での対応、これまで想定外規模の災害には減災施策等で対応するということですね。それでは、防災施策で対応するレベルと、減災施策で対応するレベルをどうやって決めていったらよいか詐欺士さんはどうお考えですか。

さらなるつっこみ・・・。
建コン協の提言(これまで想定外レベルのものを新たに「レベル3」と定義し、減災、多重防御施策を講じるべき)の内容等触れた上、最終的にどこまで防災でどこから減災で対応するかの線引は、技術者サイドだけではなく国民的合意の中で決めていくべきと答えました。
Q:(A)
わかりました、それでは、技術士制度の確認をさせて頂きます。技術士の義務として守秘義務がありますが、これについてどういう性格のものとお考えですか。

「技術に対する見識」の確認が終わり、「技術者倫理」「技術士制度の認識」に質問が変わったようです。
Q:(A)
それでは、その守秘義務は一般的には誰に対してあるとお考えですか。 
Q:(A)
技術士という名称を、技術士でない者が名乗っては行けないことになっていますがなぜだと思いますか。

なにか「技術者倫理」と「技術士制度」の両方をいっぺんに確認しているような・・・、いや、どちらかというと倫理を確認してたのかな・・・。
Q:(A)
では技術士法で、技術士としてしてはならないことが規定されていますが、これを破った場合の懲罰規定をご存じですか。

きましたきました、技術士制度に関する質問の王道「3義務2責務」、オプションとして罰則規定付き!
Q:(A)
はいそのとおりです。それでは、(といって時計に目をやる。時間は既に13時35分位でこれで終わりかと思ったらBさんにバトンタッチ)

正直ここで終わると思いきや、再び河川屋Bさんから以下のような質問が・・・。
ただ、以下の問答は当初の問答に関する雑談みたいな内容で、いかにも「余り時間の消化」って感じでした。
Q:(B)
体験業務の業務1の予備設計、大手コンサルさんの成果なのに出来がよくないというか、多自然への配慮がないというか、まあこれを成果として受け取った役所側にも責任があると思いますが、こうした事例を防ぐため、コンサルタントとしてどう心がけていけばよいとお考えですか?
Q:(B)
多自然川づくりを具体的に広めていくため必要な制度などについてはどうですか。 
Q:(B)
多自然川づくりに対応できる用地取得制度等も実は既にあったりするけど、なかなか普及しませんからね。まあ、発注者側の責任もありますけど、今後普及拡大に向けどのようにしていくべきとお考えですか。
Q:(B)
では、我々技術者サイドから多自然川づくりの必要性等を、国民に広く周知していくための御提案などは何か無いですか。

以上の多自然川づくりに係る質疑の後、締めの質問は次のモノでした。
Q:(B)
それでは、話は変わって、東日本大震災の発生を受けて今後技術者が目指すべきものはなんだとお考えですか。

またまた大震災ネタです。
本当、あの忌まわしい震災・大津波は、技術者だけでなく我が国及び日本人すべてにとって極めて重大な事象だったという証です。
Q:(B)
わかりました(といいつつAさんに目をやる)
Q:(A)
詐欺士さんの経歴を拝見すると、当初は設計畑だったのが、次第に市民参加や環境整備に変遷していったのが見受けられます。このあたり、何か動機付けのようなものはあったのですか。

終わりと思いきや、Aさんからの質問がありました。まあ、内容からして単なる興味本位の質問っぽかったですが・・・。
Q:(A)
わかりました。よろしいでしょうか(とBさんの方を向いた後)、それではこれで口頭試験の方を終わらせて頂きます。本日は大変お疲れさまでした。

時間は40分強位と、ほぼ目一杯かかりました。
但し、35分から始まったBさんの質問以降は、なにか談義のような感じで、口頭試問っぽくありませんでした。試験官に「今年はなるべく時間一杯使って口頭試問をしよう」という意志があり、このための時間消化だったのではないかと考えています。
内容的には準備した「生態系」「エネルギー」「環境アセス」「放射能」等環境一般ネタはいっさい聞かれず、河川関連ネタの質問ばかりで、「建設環境」なのにまるで「河川、砂防及び海岸・海洋」の口頭試問といった感じでした。
冒頭も触れたように寒い日が続きます。
口頭試問を受験される方は、体調管理を万全をきたし、ベストコンディションで望んでください。
来年度の試験制度改正で、専門科目に「課題解決能力」を問う出題が新設されるようです。
今のところ発表では以下の通りとなっています。
●600字×3枚以内
●出題は「選択科目」に関する課題解決能力を問うもの
●時事的な問題に偏らず「普遍的な課題」から出題

もう少しわかりやすくいうと、以下のような問題なのかなと考えています。
○単なる結果だけでなく、検討のプロセスを書かせる出題
○時事ネタではなく基本的、基礎的なネタを取り上げた出題
例題を挙げると、例えば河川なら「流域や計画規模、土地利用状況等の条件を与えられ、具体的な河道計画について記述させる」、下水道なら「地盤条件や管径、地域や交通等環境条件などが与えられ、適正な管路掘削方法について記述させる」といったようなものが想定されると思います。実際に「鋼構造及びコンクリート」や「土質及び基礎」、「トンネル」等では昔からこのような出題がされてきたし、昨今は最近触れましたが河川などでも見受けられるようになりました。
こうした出題に対しては、たとえいくら関連知識が豊富であっても、それを書きつづるだけでは絶対A評定はとれません。
キチンとした裏付けに基づいて、適正に技術的判断をし、結論を導く能力がなければ合格は難しいと思います。
そして、この能力こそが「課題解決能力」であり、技術士として具備しているべき能力と考えています。
口頭試験も筆記試験も目的は一緒です。結局は「技術士としてふさわしい人物か」「技術士としてふさわしい能力があるか」が試されているということです。
さて、「この業務の具体的にどういうところが技術士としてふさわしいと思うのですか?」
口頭試問で受験者に浴びせられる定番の質問です。
これに対し、単に「○○工法を採用したことです。」「△△による解析を設計に取り入れたことです。」という答えはしてはいけません。いくらその「○○工法」や「△△による解析」が技術的に高度で優れているとしても、そんなこと自体は「技術士としてふさわしい」こととは無関係です。
なぜ○○工法を採用したのか、なぜ△△解析が必要と判断したのか、その「課程」の部分こそが「技術士としてふさわしい課題解決プロセス」です。
したがって、こうした質問には、「課題解決プロセス」をアピールするような解答ができるよう、知見をとりまとめておいてください。

タグ : 口頭試験 技術士

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