技術的体験論文・パターンごとの留意点

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技術的体験論文には、大きく分けて次の3つのパターンがあると考えています。
 1)基本型
 2)見直し型
 3)作戦変更型
それぞれのパターンの概要と章ごとの記述方法について、私見を述べたいと思います。
■パターン1(基本型)
創意工夫を要した業務、苦心した業務について、一連の流れを一から完結まで述べるものです。非常にオーソドックスなパターンですが、『課題』や『問題点』を十二分に示さないと、『それのどこが技術士にふさわしいの?』と突っ込みを入れられてしまうようなものになる可能性があります。
1)課題及び問題点
●この業務における課題は○○であり、これを克服するためには□□という問題をクリアする必要があった。
※基本中の基本ですね。課題の前に『現状における問題』の説明等を入れるのも効果的です。このパターンでは、とにかくこの部分をしっかり述べないと、『技術士としてのふさわしさ』を十分アピールできません。
2)私が行った技術的提案
●そこで、私は△△の適用を提案した。
※△△の提案に当たっては、経済性、適合性、工程等、さまざまな見地から総合的に比較検討をします。ここの文章は、この内容の記述になります。私は技術的体験論文でこうした記述をする場合、特に『定量的な評価』が望ましいと考えています。お金や工期など、『なぜこれを選んだか』の理由は、なるべく定量的に示しましょう。
3)技術的成果
●無事に終わり、××が達成された。
※××はコスト縮減とか工期短縮、市民との合意形成に基づいた構想策定など成果です。
■パターン2(見直し型)
すでに予備設計、基本構想、あるいは一般的な実施手法等が決まっている業務に対し、問題点を提示した上で『見直し』を提案、成果を収めるパターンです。ストーリー性により、『技術士としてふさわしい』との認識を植え付けやすいと思います。
1)課題及び問題点
●当初の設計は○○であった。
※ここでいう○○は工法とか、計画線形とか、実にいろいろなものがあると思います。
●しかしながら私は○○では□□という問題があると考えた。
※□□は不経済、住民の反発を食らう、工期内に収まらないなど、やはりいろいろですね。
2)私が行った技術的提案
●そこで、私は△△の適用を提案した。
※△△は工法や計画線形の大きな変更レベルのものもあれば、補助工法とかほんの一部の線形見直しレベルもありますね。
3)技術的成果
●無事に終わり、××が達成された。
※××はコスト縮減とか工期短縮、市民との合意形成に基づいた構想策定など成果です。
■パターン3(作戦変更型)
『工事を初めて見たら予想以上に湧水が激しかった』『ワークショップを始めたけど住民の関心がいまいちだった』等、業務開始後に発生した問題に対処するパターンです。これもストーリー性を持たせることで、『技術士としてふさわしい』というイメージを醸し出しやすいと思います。
1)課題及び問題点
●○○を開始したところ、□□という問題が露呈した。
※ここでいう□□は、例えば工事開始後に予測していなかった規模の湧水等といったものです。
2)私が行った技術的提案
●そこで、私は△△の適用を提案した。
※提案に当たっては、やはり唐突に解決案を示すのではなく、2~3案程度からの比較検討が妥当です。経済性、適合性、工程等、さまざまな見地から総合的に比較検討をした結果を記述しましょう。『定量的な評価』が望ましいのはパターン2と同様です。
3)技術的成果
●その結果××が達成された。
※××はコスト縮減とか工期短縮、市民との合意形成など成果です。
以上に示したとおり、『パターン2(見直し型)』『パターン3(作戦変更型)』は、論文にストーリー性を持たせることで、『技術士としてふさわしい業務の論文』とすることが比較的易しい感じがします。
逆に『パターン1基本型』では、『現状』『課題』『課題解決のためクリアすべき問題』がしっかり示されていないと『技術士としてのふさわしさ』が十分演出できません。このタイプの場合は特にこのあたりの記述内容に十分留意して下さい。
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