建設一般の問題選択

これまでの3部門5科目の合格経験に基づき、貴方の技術士二次試験受験について徹底的にサポートさせていただきます。
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建設一般の出題は、II-1は社会・経済情勢に基づいた建設分野における俯瞰な題材、II-2は技術や人材、国際展開や成長戦略など特異な部分につっこんだ題材が用いられています。参考までに、現行制度になってからの過去問題を以下に列挙します。(青はII-1赤はII-2
■平成19年度
II-1
産業構造の変化等により、人口減少傾向にある地域における社会資本整備の課題を挙げ、厳しい財政の制約の下で、地域の活性化を図っていくための社会資本整備のあり方について、具体策を示しあなたの意見を述べよ。

II-2
我が国の技術の発展を支えてきた“団塊の世代”の多くの技術者が、定年退職により実務の第一線から退く事態を迎えている。そのような経験豊富な技術者の大量退職が、社会資本を整備するための技術に与える影響と課題について多面的に述べ、それを踏まえて、今後技術を維持継承するための方策についてあなたの意見を述べよ。
■平成20年度
II-1
社会資本の維持管理に関する現状と課題を述べ、これに対する対策としてのアセットマネジメントの必要性及びその実用化に向けた方策についてあなたの意見を述べよ。

II-2
我が国の公共事業は、近年、縮小傾向にあるが、このような状況が、建設分野における技術力の維持及び向上に与える影響とその課題を挙げ、今後とるべき方策についてあなたの意見を述べよ。
■平成21年度
II-1
地球温暖化を緩和するための低炭素社会について、以下の問いに解答せよ。
(1) 低炭素社会の実現に向け貢献できると考えられる社会資本整備の取り組みを3つ挙げ、それぞれについて概説せよ。
(2) 前項で述べた取り組みの1つを取り上げ、その推進にあたっての課題と解決策についてあなたの意見を述べよ。

II-2
建設部門においては、解析・設計から管理に至るまでコンピュータの導入と併せ、技術の高度化・細分化が進展しており、計算結果の妥当性を総合的に判断することが困難となってきている。
このような状況を踏まえ、技術者として解析・設計や数値シミュレーション等の成果の合理性を総合的に判断できる技術力を維持するための課題と、今後とるべき方策についてあなたの意見を述べよ。
■平成22年度
II-1
我が国の国土は厳しい地形・地質、気象等の条件下にあることに加えて、近年は社会的状況も大きく変化し、自然災害から国民の安全や生活を守ることがより一層求められている。建設部門に携わる技術者として、社会的状況の変化に対応して防災あるいは減災対策を行う上での課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。また、これらの課題に対して、国民の安全や生活を守る観点から今後どのような取組を進めていくべきか、あなたの意見を述べよ。

II-2
我が国の建設産業においては、国内の公共事業投資額の減少に伴い、さらなる成長が期待される海外の社会資本整備に対する積極的な取組が求められている。一方、国際貢献・技術協力の観点から、開発途上国などにおける社会資本整備に対する積極的な取組も求められている。このような状況の中、建設部門に携わる技術者の視点から、海外での社会資本整備に取り組む上での課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。また、これらの課題に対して今後とるべき方策について、あなたの意見を述べよ。
■平成23年度
II-1
我が国の社会資本は、戦後の高度経済成長とともに着実に整備され、膨大な量の社会資本ストックが形成されてきた。しかしながら、これらの社会資本は老朽・劣化が進行しつつあり、今後、社会資本の高齢化が急速に進行する事態に直面することになる。
また、我が国の経済社会は、人口減少や少子高齢化の進展に加え、厳しい財政状況にあることから、社会資本への投資額が抑えられる状況が続いており、かつてのような右肩上がりの投資を期待することは困難である。
建設部門に携わる技術者として、このような我が国の社会資本と経済社会の現状を踏まえ、今後の社会資本整備における課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。
また、これらの課題に対してどのように取り組むべきか、あなたの意見を述べよ。

II-2
建設産業は、住宅・社会資本の整備だけでなく、その維持・管理や災害対応など多面的な役割を果たすことが期待されているが、近年、建設投資が急激に減少していること、就業者の減少及び高齢化が進行していることなどから産業全体としてかつてないほど厳しい状況に直面している。
このような状況下、建設産業の課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。
また、建設産業の活力を回復させるため、これらの課題に対してどのように取り組むべきか、あなたの意見を述べよ。
以上の設問形式に対し、毎年、受験者の大部分がII-1を選んで解答しているようです。これはやはり一般論として時事ネタに基づいた勉強の成果が出しやすいことによるものです。
ここで、技術士二次試験の筆記試験でA評定を得るためには、受験者の上位20%程度に残ることが必須といわれます。このため、「選択する受験者の殺到するII-1を選ぶより、II-2を選んだ方がよいのでは?」という考え方がよぎります。
私は、「勉強したことがズバリ出た」のであればそうする方がよいでしょうが、「勉強成果に基づき実際に論述展開しやすいのはII-1の方」の場合はやめておいた方がよいと思います。書きやすい、論述展開しやすい方を選び解答した方が、必ず出来がよい解答論文となるはずです。
私自身、これまで建設部門の合格科目では、全てII-1を選んでいます。
実は一度だけ、平成22年度に道路を受けた際に、以上に述べた理由からII-2を選びましたがダメだった(B評価だった)こともあります(建設部門の技術士としてお恥ずかしい限りですが・・・)。
「上位2割」といいますが、実際には問題II(建設一般)がAでも問題I(専門科目)がB以下で落ちてしまう受験者も相当いるはずです。実際には上位3割~4割に入れば合格の目があると思います。 試験本番では姑息なことを考えずに、堂々と書きやすい方の問題を選択するのがよいと私は考えています。
この記事へのコメント
> 堂々と書きやすい方の問題を選択するのがよいと私は考えています。

おっしゃるとおりだと思います。
23年度の試験では,自分にとって書きやすいⅡ-2を選びました。
22年度はⅡ-1でした。
共にA評価でした。
奇をてらわずに,自分にとって書きやすい方を選ぶべきだと考えます。



2012/06/16(土) 00:10 | URL | DAI #SFo5/nok[ 編集]
DAI様、書き込みありがとうございます。

試験本番では変に迷ったりせず、「自分の書きやすい」「自分が知識を披露できる」問題を選択するのが基本であり大事だと思います。
また、昨年の経験から、出題をねじ曲げるようなことをしたとしても、その方向性が「世の中の重要問題であり試験官の共感が得られる」なら合格するということを実感しております。
2012/06/16(土) 11:58 | URL | 詐欺士 #-[ 編集]
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