H22下水道・専門I-2問題総括

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受講者様から問題をいただいていますので、盆休み前に一般と専門必須の総括だけは全てすませておきましょう。
引き続いて下水道専門I-2です。
今年の問題は次の通りだったようです。
I-2-1 下水管路施設の長寿命化が求められている背景と対策を述べよ。
I-2-2 水質改善が進まない三大湾(東京湾、伊勢湾、大阪湾)や湖沼等の閉鎖性水域の現状について説明するとともに、それら公共用水域の水質改善のための高度処理実施率を向上する上での課題と対策について述べよ。
I-2-3 下水道におけるエネルギー利用、温室効果ガス排出の現状について説明するとともに、地球温暖化防止に向け、今後下水道が取組むべき技術的対応策について述べよ。

それにしても皮肉なモノです。温暖化とストックマネジメント、私が上下水道一般で出る と確信していたものが全てこっちで出てしまいました。(汗)
このため、私の戯言を信じて上下水道一般を勉強して頂いた方は、少なくともこの問題はうまくクリアできたんじゃないかな・・・、とか、間接的にはなんとか貢献できたなと思ってほっとしてマス。
あとは我が国下水道永遠の課題、閉鎖性水域と高度処理ですか、、、まあ、これを選んだ人は少ないと思います。

以上のうち、I-2-1の長寿命化、I-2-3の温暖化防止について、解答骨子のあり方を検討しましょう。
I-2-1は近年にあっては非常にシンプルな問題です。「背景」「対策」というメインタイトル以外は解答者が創意・工夫して章立てする必要があります。
上下水道一般で維持管理ネタを選択された受講者様には既に提供しましたが、H20の手引き書の国交省の説明用パワポ資料があり、これが非常に簡潔に課題とあり方を抽出してます。この通りでよいかと思います。
■現状
・管路延長40万キロ、膨大なストックが高齢化
・少子高齢化が進み財政の悪化が予測される中で急増する維持管理費
・陥没事故等の多発
■課題
・緊縮する財政下での適正な維持管理
・陥没事故の未然防止
■対策
予防保全とその利点を説明
 ○LCC低減
 ○執行予算の平準化
 ○事故等未然防止
■今後のありかた
 ○劣化メカニズム解明やこの結果に基づいたスパイラルアップ
 ○資産評価手法の確立
 ○ストックマネジメント、アセットマネジメントに向けた取り組み
 
こんなかんじでしょうか・・・。
I-2-3は、オウム返しで非常に章立てがしやすい。
気を付けるべきことは、あくまでも下水道の話ですので、下水道らしい、下水道独自の対策に言及した方がポイントが高くなると思います。
■背景(はじめにでもよいと思います)
・IPCC報告書、気候変動の原因の可能性大、チャレンジ25
・過度な化石燃料依存はエネルギー政策的にも×
・あらゆる分野で省エネ、温室効果ガス削減は急務
※以上は先ほど書いた都市計画の問題(都市計画の地球温暖化対策)と全く同じ(笑)
■下水道における現状
○エネルギー利用の状況
・一部消化ガス発電程度ですすんでません
・汚泥なんか殆ど焼いて埋め立ててマス
○温室効果ガス排出の現状
・CO2の他、メタンやの大気放出や一酸化二窒素などいっぱい出してる
■取り組むべき技術的対応策
○未利用・未活用エネルギーの有効活用
化石燃料による排出量削減のため以下をエネルギー活用を進める。
・汚泥消化発電(ナス電池でためたりね)
・処理場小水力
・下水熱ヒートポンプ
○温室効果ガス防止
・一酸化二窒素やメタンといった下水独自の温室効果ガス防止
・省エネ施設(ポンプ制御、超微細エアレーション、管渠網の地形有効活用)
まあこのほかにも対策はいろいろありますので・・・。
■おわりに
「エネルギーではないですが」と前置きして、汚泥のリンやレアメタル有効活用なども重要と考える。
※私だったら旬のネタですのでコレを書いて締めます
いずれもストレートで素直な問題な分、平均点は高そうです。
いかにオリジナリティが出せたかが勝負の決め手でしょうか・・・。

タグ : 下水道

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