受験資格

これまでの3部門5科目の合格経験に基づき、貴方の技術士二次試験受験について徹底的にサポートさせていただきます。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
本年度も慌ただしい年度末の時期を迎えました。
コンサル勤めや土建屋勤めの人は、業務工期が大詰めを迎え、忙殺の日々をお過ごしかと思います。
また、役所勤めの方も、工事や業務の竣工期日が迫り、業務進捗管理や受注者との打合せや調整に励んでおられることと思います。

このように忙しい時期でもあり、なおかつ未だ本年度の二次試験合否が発表されていない時期にもかかわらず、既に今年の試験実施要領が発表されております。

□平成23年度技術士第二次試験の実施について(日本技術士会)□

今日は、受験資格について、私見を交えつつ述べさせていただきたいと思います。

●受験申し込みの時期と方法
申込期間は例年通り、4月初旬から5月のゴールデンウィーク明けまでです。
なお、今年の受験申し込みでは電子申請が休止になるそうです。ただし、ワードかエクセルかは未だ不明ですが、電子データによる様式の配布が行われるようです。
最悪PDFの配布でも、これにテキストを貼り付ける方法はいくらでもありますので、私のような字がヘタで汚い人間でも問題なさそうです。

●受験資格
一般部門各科目(総合技術監理部門以外)の技術士二次試験受験資格は以下の通りです。
(1)大学や高専のJABEE認定学科卒業後実務経験が4年以上の者
(2)技術士補となった後実務経験が4年以上の者
(3)技術士一次試験に合格後の実務経験が4年以上の者
(4)技術士一次試験に合格した者で(合格前後に関わらず)実務経験が7年以上の者
※以上の実務経験について大学院(博士課程、修士課程問わず)在籍期間を有する者は2年を限度に実務経験に編入することが出来る

(1)大学や高専のJABEE認定学科卒業後実務経験が4年以上の者
 日本技術者教育認定機構(JABEE : Japan Accreditation Board for Engineering Education / 設立 1999年11月19日)が認定した教育プログラムを履修した者は、「技術士補と同等の修習技術者」に位置づけられます。
 このため、当該学科を卒業した者は卒業後すぐ就職した場合、社会人5年目(院卒では3年目)には受験資格を得ることが可能です。

(2)技術士補となった後実務経験が4年以上の者
 技術士一次試験に合格し、技術士補として登録後4年(院卒2年)以上の実務経験がある者です。
 この資格で受験されようとしている方は、技術士補の登録時期に注意する必要があります。技術士一次試験の合格発表は例年12月下旬頃です。一方で、技術士補の登録料は決して安くないこと、名刺や経歴書に資格記載可能となる程度でメリットがあまり無いこと、等の理由で登録の要否を迷う方が多いようです。悩んだあげく翌年4月以降に技術士補として登録した場合、この資格で実務経験4年以上を得るのは1年先延ばしとなってしまいます。
 但し、後述する(3)の受験資格での申し込みに切り替えれば、特に問題はありません。

(3)技術士一次試験に合格後の実務経験が4年以上の者
 技術士一次試験合格が必須となってから追加された受験資格です。
 「技術士補となる資格(技術士一次試験合格orJABEE認定学科修了)を取得後、優れた指導者の下で4年(院卒2年)以上の実務経験がある者」ということになりますが、この中の「優れた指導者」とは技術士補登録のための指導技術士等とは異なり、特に何の制限もありません。例えば直属上司(無資格)のハンコがあればOKです。極端な話、上司ではなく同僚でも問題なく受理されます。
 余談ですが、この受験資格は二次試験の受験者増を狙い追加されたものですが、これにより技術士補登録の存在意義が大きく薄れてしまいました。

(4)技術士一次試験に合格した者で(合格前後に関わらず)実務経験が7年以上の者
 技術士補となる資格(技術士一次試験合格orJABEE認定学科修了)を得た前後に関わらず、7年(院卒5年)以上の実務経験を有する者です。実務経験が7年(院卒5年)以上の場合は上の3つとは違い、指導者(技術士補の指導技術士、その他の優れた指導者)をいちいち立てる必要はありません。

●二次試験で受験する部門と一次試験で合格した部門の関係
 これはある意味、おかしなことともいえるのですが、技術士一次試験で合格した技術部門、またはJABEEで認定された技術部門と、二次試験で受験する技術部門は極端な話、全く関係がありません。
 例えば、JABEEで生物部門の修習技術者資格を得て建設コンサルタントに就職した人が、何らかの技術的業務(別に全て建設関連でなくとも良い)に4年携わり、建設部門の二次試験を受験することができます。
 なんかおかしいような気がしますが、制度上こうなっています。私自身もそうですが、複数部門の取得を目指す者への配慮なのかもしれません。

●業務経歴の内容
 筆記合格後の口頭試験等の問題はおいておくとして、とりあえず受験資格可否判断のため認められる「業務経歴」は非常に広範で、極端な話、技術的要素が少しでもあれば何でもOKです。
 受験資格では、次のように規定されています。
「科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)又はこれらに関する指導の業務に従事した期間」
 補助的業務は除くとありますが、補助的業務とは、例えば100%全て指示に基づき行うCADオペとか、測量の際のスタッフ持ち専門要員位しか思いつきません。
 CADオペでも、横断測量成果に基づき構造物の形状をデザインする要素があれば立派な「設計」だし、測量の際、あらかじめ中心線形を計算して検討する作業を担えば立派な「計画」だと思います。
 また、業務経歴と受験する技術部門との兼ね合いも、受験資格では特に規定されていません。極端な話、全く建設分野の経験がないコンピュータ技術者の人がいきなり建設部門を受験することも可能です。(仮に猛勉強して筆記をパスしても口頭試験で100%落ちると思いますが・・・)

●あとがき
 このように、技術士一次試験さえクリアしていれば、技術士二次試験の受験資格自体はかなり緩いモノとなっています。
 但し、これはあくまで「制度としての受験資格」です。口頭試験も乗り切れる、「合格できる受験資格(業務経歴)」とはかなり異なることをご承知おき下さい。
この記事へのコメント
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 

 | Copyright © 技術士受験徹底指導・詐欺士の添削塾 All rights reserved. | 

 / Template by 無料ブログ テンプレート カスタマイズ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。