H23建設一般・問題総括

これまでの3部門5科目の合格経験に基づき、貴方の技術士二次試験受験について徹底的にサポートさせていただきます。
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建設一般の今年の出題をあらためて振り返りたいと思います。
II-1 我が国の社会資本は、戦後の高度経済成長とともに着実に整備され、膨大な量の社会資本ストックが形成されてきた。しかしながら、これらの社会資本は老朽・劣化が進行しつつあり、今後、社会資本の高齢化が急速に進行する事態に直面することになる。
 また、我が国の経済社会は、人口減少や少子高齢化の進展に加え、厳しい財政状況にあることから、社会資本への投資額が抑えられる状況が続いており、かつてのような右肩上がりの投資を期待することは困難である。
 建設部門に携わる技術者として、このような我が国の社会資本と経済社会の現状を踏まえ、今後の社会資本整備における課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。
 また、これらの課題に対してどのように取り組むべきか、あなたの意見を述べよ。

 II-2  建設産業は、住宅・社会資本の整備だけでなく、その維持・管理や災害対応など多面的な役割を果たすことが期待されているが、近年、建設投資が急激に減少していること、就業者の減少及び高齢化が進行していることなどから産業全体としてかつてないほど厳しい状況に直面している。
 このような状況下、建設産業の課題を3つ挙げ、その内容を説明せよ。
 また、建設産業の活力を回復させるため、これらの課題に対してどのように取り組むべきか、あなたの意見を述べよ。

今年は未曾有の大震災や原発事故が発生したにもかかわらず、両問とも全くこれを無視した、非常にオーソドックスな問題です。
II-1は、基本的にこの設問が問うているのは「社会・経済情勢を踏まえた今後の社会資本整備の課題と課題解決のための取り組み」です。
但し、問題文の前文に「社会資本の老化・劣化、高齢化」「人口減少や少子高齢化進展、これに基づいた財政逼迫」などがちりばめられています。したがって、「社会・経済状況を踏まえた課題」はこれに沿っているものが理想的だと考えています。
制度改正前の平成18年度ですが、以下のような問題が出て、幸いにも私はA評定をもらうことが出来ました。
II-2-1 維持管理、更新投資が増大すると見込まれる中で、その現状と課題を述べ、今後の社会資本整備のあり方について、あなたの意見を述べよ。
 今年の方は新制度で問題が長ったらしく、なおかつ解答指定事項(課題3つなど)があったりとスタイルが違いますが、基本的にはこの設問とほぼ同様だと考えます。
私はこの問題で以下の3つを課題として設定、合格しました。
 ●低成長社会に応じたコスト縮減
 ●効率的な維持管理や更新の展開
 ●必要な新規社会資本整備の推進

記載方法等詳細はこちらにつづっておりますのでよろしければご覧ください。
確実にA評定を取るには、やはり上記のようにコスト縮減や維持管理等を主体とした課題設定が無難だと思います。
※とかいって、自分はとんでもない地震・津波へのネタふりしたりしてしまいましたが・・・。
II-2は、以前ここで紹介した「建設産業の再生と発展のための方策2011」そのまんまです。「技術士試験向きな資料だな~」と思いましたが、昨年似たネタ(というかこのネタの一部)である「海外進出」が出ているので、出題される可能性は部分部分ではあっても丸ごとはないと考えていました。でもほぼそのまま丸ごと出ました。
あくまでも技術者等人材育成のことを書くべきという意見も見ました。もちろん技術の伝承や技術者の確保、育成等も書くべきですが、「今後の社会資本整備」を書けとなっていますので、それだけではいけないと考えます。
 ●地域社会の維持
 ●技術者の育成と適正配置(技術の伝承や暗黙知の形式知化等)
 ●海外建設市場への積極的進出
 ●過剰供給構造の解消
 ●新たな事業分野への展開

これらから3つ課題設定(海外進出と新事業等複合化ももちろん可)し、「方策2011」に示されているような妥当な方策がキチンと述べられていればA評定ゲットの可能性は高いと考えています。
今年の問題は、本当に素直でストレートなものであった反面、個人的にはやはり「大震災」に面と向かってほしかったと考えています。
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