H23下水道専門I-1・問題総括

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技術士試験を終了後、お盆休みなどで十分リラックスできたでしょうか?。
私の盆休みも今日で終わりです。
今年の下水道専門問題I-1の出題の内容について、あくまでも私の私見ですが振り返ってみたいと思います。
I-1  次の8設問のうち3設問を選んで解答せよ。ただし、Aグループから1設問以上、Bグループから1設問以上を選ぶこと。(設問ごとに答案用紙を替えて解答設問番号を明記し、それぞれ1枚以内にまとめよ。)
Aグループ
I-1-1 市街地において、下水道管渠を開削工法で布設する場合の安全対策について述べよ。

I-1-2 下水道における地震時のBCP(業務継続計画)について、その概要と策定意義を説明するとともに、策定に当たって検討すべき事項を述べよ。

I-1-3 下水道普及区域の浸水常襲地区において、繰り返し浸水被害が発生する要因を説明するとともに、具体的対策について、緊急的な対策と抜本的な対策に分けて述べよ。

I-1-4 下水処理場およびポンプ場において、自家発電設備を設置する目的を説明するとともに、その際に検討すべき留意点を述べよ。

Bグループ
I-1-5 BOD-SS負荷について、その概要及び利用法を述べよ。

I-1-6 下水の高度処理のうち、窒素及びりんを同時除去する処理プロセスを1つ挙げ、窒素及びりんの除去原理と処理プロセスの特徴を述べよ。

I-1-7 下水汚泥の嫌気性消化について、その原理と維持管理に際して留意すべき点を述べよ。

I-1-8 下水汚泥のバイオマスとしての特徴について、他のバイオマスと比較して説明するとともに、下水汚泥のバイオマス利用の方法を2つ挙げ、それぞれの概要を述べよ。

例年通りの出題傾向ですが、部分部分に震災の影響が伺えます。
まずは、下水道計画や下水渠の方が専門となるAグループです。
I-1-1は過去にも見たことのあるオーソドックスな問題。
もう10年以上前に私も以下のような予想解答を用意したりしました。
市街地1 市街地2 市街地3 
基本的にはこの予想解答の通りの内容(但しこの設問は「調査」ではなく「安全対策」なので、抽出する対象は多少この解答例から狭まる)でよいと思いますが、ボリュームはこの1/3強(当時は1600文字)に集約されたものになると思います。
I-1-2は震災関連ネタですね。
今回、各地の処理場やポンプ場が津波に被災、長期間の機能不全に陥ってしまいました。また、千葉県内等では液状化により管路網がズタズタとなり、市民生活に深刻な影響を与えました。今年の場合はやはり、こうした現実に起こった事象に言及しつつ、下水道の一刻も早い機能改善に向けた施策としてのBCPの意義等は必ず書くべきと考えます。
I-1-3は毎度おなじみの都市型水害対策です。
私なら、緊急的な対策と抜本的な対策について、前者はいわゆる減災ソフト対策、そして後者は施設整備(管路、ポンプ場、雨水抑制施設)として書きます。
I-1-4も震災派生問題です。
特に予測される津波高さには言及しなければならないんでしょうね。でも、低平地の処理場などで10mを超えるような津波に対応できる自家発なんて無理っぽいですが・・・。また、原発事故でおなじみとなった移動電源車の提案などもありだと思います。
そしてBグループ。私も含む下水道計画や下水渠が専門の人には毎年鬼門の問題です。
このように、私自身疎いので詳しくは語れないのですが、以下の予習を十分した人は問題なかったと考えます。
●BOD-SS負荷
●NP同時除去プロセス
●汚泥の嫌気性消化
●汚泥のバイオマス活用
ただ、I-1-8は、現実には下水道汚泥が今現在、東日本全域でバイオマス活用なんてとてもできない放射性廃棄物化している状況を踏まえると皮肉以外の何物でもない気がします。一方で、放射性汚水の除去技術(ゼオライトによる吸着・沈降分離等)が出るのかとも予測したのですが外れました。
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