コラム

これまでの3部門5科目の合格経験に基づき、貴方の技術士二次試験受験について徹底的にサポートさせていただきます。
詐欺士からのコメント
 平成26年度の技術士二次試験の合格発表がありました。合格された方々、本当におめでとうございます。今度は技術士として相応しいキャリア形成を図り、立派なエンジニアになってご活躍されるようお祈りしております。(H27/03/02)
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問題II-1 (専門知識)
昨年同様1枚物×2題に解答する形式でした。
4つの異なる分野の設問が出されましたが、この中から2つ答えなければいけません。このため、「自分の専門以外についても勉強しておく」ということが強いられると思います。気になったのは、「公園緑地計画・設計を専門とする人(ランドスケープアーキテクト)」向けの出題がなかった(都市緑地法の制度はどちらかというと都市計画だと思う)ことです。

II-1 次の4設問(II-1-1~II-1-4)のうち2設問を選び解答せよ。(設問ごとに答案用紙を替えて解答設問番号を明記し、それぞれ1枚以内にまとめよ。)


II-1-1 様々なエリアマネジメントの活動が行われているが、多くの活動に共通する効果を3つ述べよ。


II-1-2 建築物を規制・誘導する次の仕組みについて,それぞれの概要を述べよ.
 1)建築協定 2)都市再生特別地区 3)総合設計制度


II-1-3 商業・業務集積がある駅周辺地城における自転車利用の目的を3つ挙げ、それぞれに応じた自転車等駐車場の整備やその利用促進への対応の考え方を述ぺよ。


II-1-4 良好な都市環境の形成を図るための仕組みとして、都市緑地法に定められた制度を3つ挙げ、それぞれの概要を述べよ。


今年は「エリアマネジメント」「建築物の規制・誘導」「自転車交通施策」「都市緑地法諸制度」の4つがネタにされました。
III-1-1のエリアマネジメントの効果は、「まちの活性化」「地域の持続的な活動による地域コミュニティ醸成」「管理運営に係る行政コスト縮減」あたりを挙げれば良いのではないでしょうか。
II-1-2は都市計画というより、どちらかというと建築関係の知識ですね。役所の建築主事など建築士の方やシンクタンク勤めの方は答えやすいと思いますが、ちょっと私には難しい感じです。
II-1-3は自転車ネタです。駅周辺の利用目的は「家から駅までの交通手段」「おかいもの」あとひとつはよく分からないですが、「サイクルアンドライド」でも書いておけば・・・、でも「家から駅までの交通手段」と変わらない気もするし・・・。うーん、よく分かりません。
II-1-4は「緑地保全地域制度」「管理協定制度」「緑地協 定制度」「市民緑地制度」「緑地管理機構による土地の買入れ」から3つ選んで概要説明すればOKです。
問題II-2(応用能力)
昨年同様、解答2枚物の問題でした。他の科目と同様、「担当責任者として業務を進めるに当たり」を条件設定に実務手順や留意点を問うものでした。


II-2 次の2設問(II-2-1、II-2-2)のうち1設問を選び解答せよ。(解答設問番号を明記し、答案用紙2枚以内にまとめよ。)


II-2-1 近年、歴史上重要な建造物及び周辺の市街地と人々の営みを一体的に捉え、良好な市街地環境の向上を目指す「歴史まちづくり」の取組が全国で広がりをみせている。城郭を中心に武家地、寺社地、町人地等が計画的に配置されていた城下町を起源とする地方の都市において「歴史まちづくり」を進めるための計画を策定することになった。この業務を担当責任者として進めるに当たり、以下の内容について記述せよ。

(1)計画策定に当たって検討すべき事項とその背景

(2)計画策定の手順とその内容

(3)計画策定を進める際に工夫あるいは留意すべき事項


II-2-2 人ロが10万人程度の地方都市において、図の検尉区域を対象に、地域の活性化を図る市街地の整備方針を担当責任者として策定するに当たり、以下の内容について記述せよ。なお,都市計画決定されているものの未整備の駅前広場及び道路については、長期にわたって事業化がされていないものとする。

(1)整備方針の策定に当たって検討すべき事項

(2)整備方針を策定する手順及びその具体的内容

(3)整備方針の策定に当たって工夫や留意すべき事項
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2問とも、昨年同様完全に役所の都市行政マン向けに特化していると感じました。役所で「都市計画」「まちづくり計画」「歴史まちづくり」等を日々担当している人なら、準備無しでも毎日携わっている業務のことを書くだけでA標定レベルが狙えると思います。
逆に、コンサルの、それも公園・緑地が専門のランドスケープアーキテクトの人などは本当に想定で書くしかなく、今年も大変つらい内容だったと思います。昨年も感じましたが、都市及び地方計画で民間技術者が技術士を取得するためには、このII-2が鬼門となっていく感じがします。注目は2問目の都市計画図を条件として与えられ、まちづくり計画を問う問題です。駅の南口には大型商業施設があってそこそこ活性化しているようなので、私なら南北自由通路等による南北一体化と、進まない北口の整備計画の順応的な見直しでも書くと思います。いずれにしろ、これは良問だと感じました。


問題III(課題解決能力)
昨年同様、長文で、解答要求事項が細かい問題でした。


III 次の2問題(III-1、III-2)のうち1問題を選び解答せよ。(解答問題番号を明記し、答案用紙3枚以内にまとめよ。)


III-1 本格的な人ロ減少・少子高齢化が顕在化しつつある地方都市における、都市の再構築に関し、以下の問いに答えよ。

(1)持続可能な都市経営の確保に向け想定される課題を述べよ。

(2)課題に対する基本的な解決の方策を都市構造のあり方に着目して述べよ。

(3)解決の方策の実行に際し、想定される負の側面と対応の方向性を具体的かつ多面的に述べよ。


III-2 津波により相当数の住宅、公共施設等が滅失した市街地において、あなたが担当責任者として住宅再建を含めた市町村の復興まちづくりに係る事業に取り組むものとして、以下の問いに答えよ。なお、解答に当たっては、東日本大展災の津波により被災した市街地と同じ制度が適用されること、比較的頻度の高い一定程度の津波を想定した海岸保全施設等の計画・整備が別に進められていることを前提とする。

(1)実施すぺき事業とその意義について説明せよ.

(2)市街地の復興を早期に進めるに当たってあなたが重要と考える課題を述ぺ、事業の進め方を提案せよ。

(3)提案した進め方で事業を進めていくに当たってのリスクとその対応方法を述べよ。


III-1は「持続可能(サスティナビリティ)なまちづくり」で、私はかなり高確率で出ると思ってましたがやはり出ました。少子高齢化に伴う人口減少や経済の低成長による財政悪化等を嘆き、これに対する方策を書きます。「都市構造のあり方に着目」とありますので、コンパクトシティに傾倒した解答が模範的だと思います。
III-2はなんか昨年もほとんど同じようなのが出ていましたが大震災津波ネタに絞ったもの。但し、昨年は「最大クラスの津波」に対し「せめて逃げて命だけは助かるまちづくり」を書かせるものだったのに対し、今年のは復興の早期実現等にも言及させるものでした。「あなたが担当責任者」という、なんか問題II-2(応用能力)みたいな設定が特徴的でした。


総論(都市及び地方計画)
都市及び地方計画は、総体的には出題ネタが素直な感じでした。但し、昨年同様ランドスケープアーキテクトの方にはきつかった感じがします。

問題II-1 (専門知識)
昨年の改正を基本的に踏襲した1枚物×2題選択という出題でした。
内容は河川、ダム、砂防地すべり、海岸海洋の各分野から1問づつであり、このうち2問に解答しなければなりません。このため、「自分の専門以外についても勉強しておく」ということが強いられると思います。

II-1 次の4設問のうち2設問を選び解答せよ。


II-1-1 近年の水害の特徴について述べるとともに、都市部の河川における水害対策についてハード・ソフト両面から述ぺよ。


II-1-2 洪水調節機能の強化を目的とした既存ダム施設を有効活用する具体的な方策を2つ挙げ、その技術的な特徴を述べよ。
II-1-3 河道閉塞(天然ダムの形成)、火山噴火による降灰、地すべりの活動のいずれか1つを選び、これに起因する更なる被害を防止・軽減するためのソフト、ハードそれぞれの対策について述べよ。
II-1-4 砂浜海岸における侵食機構を述べた上で、その侵食対策として海岸保全施設計画を検討する際の留意点を述べよ。


河川が近年の都市型水害、ダムが既存ダムの有効活用、砂防地すべりは「天然ダム」「火山降灰」「地すべり活動(メカニズム)」から好きなものを選ぶ形式、海岸海洋が侵食対策としての海岸保全施設計画をネタに取り上げました。非常にオーソドックスだし、砂防地すべりなんて好きなものを選べる特典もついています。大変素直な問題ばかりなので、平均点は高いのではないのではないでしょうか。
問題II-2(応用能力)
こちらも昨年度を踏襲、2枚物の問題でした。他の科目はほとんど「あなたが担当者として実施する際」等の仮定を条件にしてますが、河川、砂防及び海岸・海洋ではこの条件が特に付けられていませんでした(但し解答のスタンスとしてこれが求められると思います)。

II-2 次の2設問のうち1設問を選び解答せよ。


II-2-1 公共事業として実施する河川、砂防及び海岸・海洋分野における施設整備では、防災安全度の確保のみならず、美しく自然豊かな国土の形成のため自然環境への配慮が求められる。そういった状況を考慮し、以下の問いに答えよ。

(1)河川、砂防及び海岸・海洋分野の施設整備において、影響を受ける自然環境の要素とその影響の過程を説明せよ。

(2)(1)で記載した自然環境の要素とその影響の過程に対して、施設の計画・設計・施工の各段階において、自然環境の保全・回復・創出の観点から留意すべき事項について述べよ。


II-2-2 近年、南海トラフ地震等の巨大地震に備えて、「南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法」等の法整備や、具体的な対策の策定等が進められている。南海トラフ地震等の巨大地震が発生した際には、強い揺れ、液状化・地盤沈下、巨大な津波等の発生による被害が想定される。そこで、河川、砂防及び海岸・海洋分野の観点から、以下の問いに答えよ。

(1)南海トラフ地震等の巨大地震の発生により想定される被害を2つ以上取り上げ、その被害を軽減するため、平常時から準備しておくべき対策と対策実施の際に留意すべき事項を述べよ。

(2)(1)で取り上げた想定される被害について、巨大地震発生時の応急対策と対策実施の際に留意すべき事項を述べよ。


こちらの方は、「自然環境への配慮」「地震対策」と科目全般に関わりのあるネタについての設問でした。取り上げられたネタからいって、行政事務的なネタだった昨年と異なり、コンサルで普通に設計業務等に従事している人にとっても書きやすかったと思います。
問題III(課題解決能力)
昨年同様解答構成の細かい指定がある長文問題でした。

III 次の2問題のうち1問題を選び解答せよ。


III-1 我が国の社会資本は、高度成長期などに集中的に整備され、国民の日々の生活を支えるとともに、産業・経済活動の基盤となってきた。今後、これらの社会資本の老朽化が急速に進むが、限られた財源の中で的確に維持管理・更新していく必要がある。このような状況の中で、以下の問いに答えよ。

(1)今後、河川、砂防及び海岸・海洋分野における社会資本の維持管理・更新を的確に行っていくために、留意すべき事項を幅広い視点から概説せよ。

(2)(1)で概説した留意すべき事項を踏まえ、あなたが最も重要と考える技術的課題を2つ挙げ、それを解決するための技術的提案を示せ。

(3)(2)の技術的提案それぞれについて、実行する際のリスクや課題について論述せよ。


III-2 流砂系における土砂移動に関わる課題は、砂防、ダム、河川、海岸のそれぞれの領域において様々な形で発生している。原因となっている現象が、それぞれの領域を超えたより広域のスケールにまたがり、個別領域の課題として対策を行うだけでは、他の領域へのマイナスの影響や維持管理に係る労力・コストの増大等を招き、根本的な解決・改善がなされないことがある。このような場合に、各領域の個別の対策にとどまらず、他の領域でも必要な対策を講じ、課題の解決を図る「総合的な土砂管理」が重要である。このような状況を踏まえ、以下の問いに答えよ。

(1)「砂防領域」、「ダム領域」、「河川領域」、「海岸領域」で発生している土砂移動に関わる課題について、領域毎に記述せよ。

(2)(1)で記述した課題のうち、あなたが個別領域の対策だけでは根本的な解決・改善がなされないと考える課題とその理由について、領域間での土砂移動に留意して示すとともに、総合的な土砂管理の視点から対策を提案せよ。

(3)(2)であなたが提案した対策について、想定されるマイナスの影響と技術的課題を記述せよ。


維持管理と総合的な土砂管理です。予想通り、科目全般に関わる、H24までのAグループで毎度のように取り上げられているネタでした。但し、長文で解答構成が指定されているため、記述前にまず「問題文は何を書けといっているのか」をきちんと把握した上で、適切な章立て等の構成を検討することが求めらると思います。
総論(河川、砂防及び海岸・海洋)
河川、砂防及び海岸・海洋は、総体的には素直かつオーソドックスで最近出題履歴があるネタばかり出たという感じです。昨年も同様の傾向だったので、来年以降もしばらくはこんな感じを踏襲するのではないでしょうか。

タグ : 過去問 技術士

暑い中、昨日の試験を受験された方、お疲れさまでした。
毎年いうことですが、解答は口頭試問のネタにされます。
なので、概要だけでもいいので記憶が定かな今のうちにぜひとも再現しておいてください。
改正後の問題については追って詳細分析したいと思います。
受験者の方は、解答の再現が終わったら、まずはゆっくり盆休みを楽しんでください。
いよいよ平成26年度の技術士二次筆記試験が明日実施されます。
今年の受講生さんも、「これでもか」のように次々と添削依頼されてくる方がいる一方で、せっかく申し込んだのにもかかわらず、結局1回も添削論文を提出されなかった方もいました。
まあ、仕事やプライベート等、やむにやまれぬ理由で準備不足になることは仕方ないとしても、とりあえず試験だけは受けてきてほしいと思います。きっと何か得るものがあるはずですし、次の年に繋がります。確率は低いと思いますが、自分の得意な物ばかり出てもしかすると合格しちゃうかもしれません!

とにかく、明日も暑そうですが、熱い戦いをしてきてください。

タグ : 技術士

技術士二次試験まで、いよいよ2週間とちょっととなりました。
受験生の方々は、追い込みの時期ですね!。
そんな中、今月になって建設部門、及び上下水道部門下水道の受験者には受験準備に欠くことのできないネタが国土交通省から投下されました。
○国土のグランドデザイン2050 
○新下水道ビジョン
もう問題は当然出来ていますが、試験問題の作問者はこの手のビジョンの策定に本業の業務で関与している(特に国交省本省の職員や公益法人等の関係者、大学の先生)ケースが多いと想定されるため、ネタになる可能性が十分高いです。
受験者は熟読されることをお勧めいたします。

タグ : 予想問題 技術士

今年もまもなく7月を迎える時期になりました。
今年の技術士二次試験は8月3日が試験日ですので、受験本番まであと1ヶ月ちょっとです。
そろそろラストスパートの時期ですので、新たな分野についての知識吸収等はやめて、今ある知識の再確認に注力しましょう。
具体的には、知識の骨子について、ノート等に手書きでまとめることをお勧めします。
何度もいいますが、手書きすることで「書けない漢字」が洗い出され対策を講じることが出来ます。
また、できれば模試を受けるのが理想ですが、模試を受けない人も試験時間を本番同様に決めて論文を手書きで書くことを是非ともしてみて下さい。何事も慣れておくことが重要だと思います。

タグ : 技術士 解答方法

技術士二次試験では、解答論文について、自らが握ったペンで記述しなければなりません。
一方、PCはスマホ等の情報端末の普及などにより、近年は仕事でもプライベートでも「自らペンを握って字を書く」ということを殆どしなくなってきました。私自身を振り返っても、完全にその傾向があります。

添削受講生の方のおよそ7割がワード等ワープロソフトで論文を作成・提出しています。
修正等が楽で早いため、解答論文検討の段階ではこれでいいと思います。

但し、ワープロ仕立てで作成した論文が、自ら握ったペンで書けるかどうかは、実際に書いてみなければ分かりません。特に「漢字が書けるか」等は本当に書いてみないと分かりません。

このため、試験の1月前程度からは、是非とも手書きの訓練もしてみて下さい。
上述した漢字の確認もそうですが、なんといっても手書きをすると文章のパーツ等が驚くほど良く頭に入ります。

手書き訓練の欠点は「面倒くさいこと」に尽きますが、これを十分ぺいする効果があると思います。

タグ : 技術士

世間はGWに突入しましたが、技術士二次試験受験生の方はここが踏ん張りどころです。
受講生の方も、エンジンが全開の方は次々と論文を送ってきています。
私の方は毎年の恒例行事になってしまいましたが、天気もいいのに添削三昧のGWを過ごしています。
本日は、添削時に評価する評価項目と点数についてご質問が多いので、これを概説したいと思います。
私は添削論文について、独自で定めた以下の評価項目に基づき採点し、受講生様に返却しています。そしてこの点数が概ね70点以上となった段階で「合格」と判定させていただき、次の論文添削に移るパターンをとっています。
1.内容の的確性(配点50)
■設問の題意に沿っているか
■きちんとした課題設定、具体的提案等が設問に基づきされているか
2.文章構成 (配点30)
■設問で指定した解答がきち んと述べられているか
■章立てや論述順序は的確なものとなっているか

3.国語力 (配点20)
■正しい文法や適切な文章表現が用いられているか
■誤字・脱字や間違った比喩表現等はないか
●各項目評価の説明
「内容の的確性」とは、論文の基本的な内容です。設問の題意をキチンと理解しており、適切な問題点や課題、妥当な解決策が述べられているかを評価しています。設問にネタとなる指針やガイドライン、法制度等がある場合は、これにキチンと適合しているかも重視しています。なお、この内容は論文の基幹事項ですので、半分(50%)の配点としています。
「文章構成」は、設問で要求され得ている事項、例えば設問で「○○の意義を述べよ」となっている場合、きちんと「○○の意義」が答案に示されているかを評価します。また、問題文で要求されたとおりの解答構成(いわゆるオウム返し)になっているかもチェックしています。
国語力とは、いわゆる作文能力です。新聞記事のようにさらっと読んでみて「おかしくない」「変なところがない」ことが条件です。また、長文過ぎて主語と述語の関係が不明瞭で意味がうまく通じない物等は大きな減点対象です。箇条書き等文章表現について正しく記述しているかも留意しています。
●採点評価の説明
この試験は、どうしても採点する試験官個々の主観等に左右されるものと認識しています。このため、私の採点はあえてかなり厳しく実施しています。
こうした中、「合格と判定されても採点が70点スレスレの場合と80点越えの場合があるがどう判断すれば良いのか」等のご質問があります。私の採点が70点を超えていれば、どんな試験官が採点してもまず「60点以上」にはなると考えています。80点以上等はあまり付けませんが、私が「重箱つつきの隙間もない」「私もここまでのものは書けない」と判定したレベルです。「答案の出来がすばらしい」のは事実ですが、「技術士試験は60点を取ればよい」のであり、試験準備としてはオーバースペック(個々までのレベルを求める必要性はない)と考えて頂いて結構です。

タグ : 技術士 添削

年度末も大詰めになっております。
そんな中、日本技術士会の以下のサイトに今年の受験申し込みについての案内が掲示されています。
http://www.engineer.or.jp/c_topics/002/002983.html
但し、「業務経歴票」や「業務の詳細」のファイル配布は遅れており、当該サイトには4月1日よりダウンロードが可能になるとのことです。
昨年変わったばかりなので、基本的には同じ様式だと思いますが、これだけ公開が遅れているということはもしかすると見直しがなされたのかも知れません。
いずれにしても、受験生の方々はまずは年度があけたらすぐ上記HPから様式をDLして、内容を確認してみてください。
本日、技術士二次試験の合格発表がありました。
添削塾受講生で筆記突破されていた方は、全ての方が突破されました。
おめでとうございます。
合格者の皆様は、これからはいやでも「技術士」として社会から認知されることになります。
このことを常に肝に銘じ、社会貢献に向け励んで下さい。
オッとその前に、登録すること(自腹だと3万6千5百円はチョット痛いですが・・・)をお忘れなく!
あくまでも登録して初めて技術士を名乗れます。
さて、統計資料も発表されましたので、例年通り、各科目毎の筆記合格率、口頭合格率等をまとめてみました。
今年は制度改正がありましたので、昨年の結果と対比してみてみましょう。
(上段:H24結果、下段:H25結果)H24goukaku.jpg
H25goukaku.jpg
受験者は、「施工計画・施工設備及び積算」の合格者が増えているのが顕著です。河川より多くなりました。
この科目、正直なところ建設コンサルタント技術者にとってはあまりメリットがないのですが最近受験者が多いですね。
あくまでも想像ですが、建コンではなく、施工業者やインハウスの受験者が資格取得の意義に目覚め、増加傾向にあるのではないかと推察します。
合格率の方で顕著にいえるのは、「口頭試問が甘くなった」ということに尽きると思います。
口頭合格率(筆記試験合格者が口頭試験にも合格する率)は建設部門は90.1%、上下水道部門は96.8%です。もはや平成18年度以前の「筆記さえ通ればよほどのことがない限りまず受かる」のレベルに完全に回帰したと見ていいと思います。結果、建設も上下水道も口頭試問が甘くなった分、合格率が向上したような状況となっています。
口頭試問の時間が45分から20分に短くなり、内容が薄くなったことにより、総体的に試験が易化したことが確実にいえるでしょう。
従来重視されていた「業務経歴」や「体験業務の内容」等をさしおいて、筆記試験での勝負がより重要になっていく感じではないでしょうか。

タグ : 合格発表 技術士

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