河川、砂防及び海岸・海洋

これまでの3部門5科目の合格経験に基づき、貴方の技術士二次試験受験について徹底的にサポートさせていただきます。
詐欺士からのコメント
 平成26年度の技術士二次試験の合格発表がありました。合格された方々、本当におめでとうございます。今度は技術士として相応しいキャリア形成を図り、立派なエンジニアになってご活躍されるようお祈りしております。(H27/03/02)
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ゴールデンウィークも半ばとなってきています。
皆様勉強ははかどっているでしょうか???
私は添削三昧の毎日を過ごしております。
今日は今年の河川、砂防及び海岸・海洋の専門一般問題(Aグループ)について考えてみます。
■これまでの出題履歴
平成15年度から昨年までの出題履歴は以下の通りです。

□平成15年度
 ●河川の多様な機能を活かした地域づくり
 ●流域土砂管理

□平成16年度
 ●河川管理のあり方
 ●河川情報提供
 ●国土保全施設整備・管理のトータルコスト縮減

□平成17年度
 ●市民参加・合意形成
 ●世界的水問題・国際貢献
 ●水循環・物質循環

□平成18年度
 ●水辺空間の公益的機能
 ●情報取得・整理・活用

□平成19年度
 ●地球温暖化防止
 ●ストックマネジメント

□平成20年度
 ●流域土砂管理
 ●減災対策

□平成21年度
 ●地球温暖化・気候変動への対応
 ●河川による地域活性化(かわまちづくり)

□平成22年度
 ●事業再評価
 ●事業管理(プロジェクトマネジメント)
これまでは、河川、砂防、海岸分野の俯瞰的、時事的な話題について出題されてきました。
しかしながら、昨年はちょっと指向が違い、2問とも極めて実務的、事務的な話題となりました。
そして今年です。
やはりどうしても外せないのは『東日本大震災』です。
ただ、Bグループの堤防や海岸については、具体的な問題イメージが思いつくのですが、
『大震災を受けての地震動、津波の想定設計外力見直しと対応策』ですかね。

東北大の今村先生がテレビで『やりはじめたところで間に合わなかった・・・』と嘆いておられましたが、地質調査や古文書等を駆使して想定外力全般を見直す。

その上で海岸施設の見直し。
特に平野部は対策が難しいですね。
今回の津波の規模では伊達政宗が築いたという防潮林も殆ど役に立たなかった。かといって防潮堤整備は巨額のコスト。
築堤海岸道路とか、一定範囲への高層建築の強制的配置等が現実路線で、後はソフト的施策になっていくと思います。

北上川被災状況
河川では大津波の遡上により、写真の北上川(国土交通省北上川下流河川事務所調査結果より)のように破堤や沈下等があちこちで起きています。
元々このような平野部ではたいした設計流速(参考:張芝2m/secまで、連接ブロック5m/secまで・・・)を見ていません。
それに対して上空から撮影した津波の映像は避難のため走っているクルマと同等の速度でした。仮に30km/hrだと、8m/secになります。なおかつ流木や自動車、がれき等水以外の物がいろいろ混じっていて相当な威力があると思います。ひとたまりもありません。
津波遡上が考えられる下流部の築堤は、こうした大幅な見直しが必要です。

ダムは、国交省所管ではないですが、福島県で土地改良のため池アースダムが決壊し、多数の方が亡くなる被害がありました。

土砂災害は本震はおろか、4月になっての余震でも犠牲者が発生しています。

やはり、東日本大大震災以外考えられない。というか、出題しなければいけないという気にさえなってきました。

でも、蓋を開けると去年と同様ものすごく事務的な2題だったりするかもしれません。
また、脱ダム宣言(今後の治水対策)とか、効率的な維持管理とかがひょこっと出る可能性もある・・・。

予測は難しいですね・・・。
受験生の皆さん,解答の再現は済みましたでしょうか?
※私もなんとか昨日中に終わらせることができました。

さて、今日は河川Aグループの出題を振り返ってみましょう。
I-1 個別公共事業の事業評価について説明し、河川改修事業、ダム建設事業、砂防事業、地すべり対策事業、急傾斜地崩壊対策事業、海岸事業(高潮対策、浸食対策)のうち、あなたの得意とする分野において、個別事業にかかる事業再評価の際の評価項目について簡潔に記述せよ。次に、評価項目の1つである費用対効果について、得意とする分野の現時点の一般的な算出方法について具体的に説明した上で、今後の算出手法の充実に関して、以下の2つの条件を必ず満たして、あなたの考えを詳しく述べよ。

○条件1
 現在効果として評価していない具体的な項目を最低2項目含むこと。
○条件2
 「感度分析」若しくは「将来の不確実性」という言葉を少なくとも1つ含む事。

I-2 社会・経済状況が大きく変わりゆく中で、国民の負託に応えて良質な社会基盤を効率的に整備することが求められている。社会基盤の効率的な整備のための手法である事業管理(プロジェクトマネジメント)について、以下の問いに答えよ。

(1)社会基盤整備における事業管理の考え方について説明せよ。

(2)あなたがこれまでに関わった河川、砂防及び海岸・海洋分野の事業から具体的な事例を1つ挙げて、事業管理の観点から具体的に評価し、事業管理によりどのような効果があったのか、若しくは、事業管理の考え方を導入していればどのような効果が見込めたと考えられるのか、あなたの考えを説明せよ。なお、必ずしもあなたの役割とや立場からの記述でなくとも良い。

 I-1は事業評価関連の出題を予測し、最新の評価手法を勉強している人、あるいは役所やコンサルで治水経済調査等に携わっている人なら何とか書けたのかな。それにしても、「現在効果として評価していない具体的な2項目含むこと」「感度分析若しくは将来の不確実性という言葉を含む事」などなんともいやらしい条件付きです。なんとなく事業評価を理解しているレベルではダメ。こうした専門用語の意味などを正しく理解していなければA評定は難しい。

一方、I-2は「総監と勘違いしてるんじゃないの?」って感じですね。
SUKIYAKI塾の掲示板から、雑誌河川の昨年10月号に特集されていたことを知りました。
まあこれを勉強していた人だと書けるかもしれないけど・・・。難しい。
総監取得者や勉強中の人だと(私も含めて)、間違いなく「5つの管理」とか出して、これを筋道に記述していって、・・・。
雑誌河川が手元にないのでわかりませんが、多分明らかに大脱線になっちゃうんだろうな。

いやいや、今年は本当に出題傾向大変革です。
特にコンサルで設計を専門としている方々には厳しい内容だったと思います。
道路も同様の傾向がありました。
道路や河川といった主要分野では、「コンサルタントとして設計業務に従事する技術士の増加は不要」という恣意的なものさえ感じました。

とりあえず、来年も動向が見放せません。
あいかわらずクソ暑いですが、暑い中受験準備は進んでいるでしょうか?。

ホームページの更新履歴にないので見落としそうなのですが、技術士会から受験会場の発表がなされています。
私の地元神奈川県など、ここ数年毎年のように変更(今年も変更)になっています。まだの人は至急ご確認下さい。

今日は、河川砂防の専門に関する内容です。

ミンス党や前原大臣が音頭を取ってやっている、「今後の治水対策のあり方について」の中間報告が発表されました。

「脱ダム」や「八ツ場のゴタゴタ」をはじめ、私的には異論がたくさんあるのですが、まあ最新の治水政策のあり方には間違いありません。
特に「Aグループ」でこれに関した出題の可能性が高いと考えられますので、ポイントだけは押さえておきましょう。
流し読みしただけの段階ですが、ポイントは第1章に集約されているようですので、少なくともここに書かれていることの要旨は自分の知識としてたたき込んだ方が良いと思います。

第1章 今後の治水対策の方向性
■財政逼迫等の社会情勢の影響
・税金がないので金がない、少子高齢化等で今後も増加は全く期待できない
■治水目標と河川整備の進め方
・河川整備基本方針、河川整備計画は5年ごとに再評価しろ、PDCAしろ!
■計画上の整備水準を上回る洪水への対応のあり方
・超過洪水や気候変動は確率年の見直し等ではなく原則として減災施策で対応
■流域と一体となった治水対策のあり方
・総合治水や緑のダムを重点的に!
■既設の施設の有効活用と機能向上
・堤防や排水機場の適正な維持管理
・既設ダムの連携
 今日は。河川、砂防及び海岸・海洋科目における専門問題の出題傾向を検討してみましょう。
 技術士二次試験の専門問題は直近の法改正や各種基準改訂、通達等をネタにして出されることが多い傾向があります。特に河川の問題はこの傾向が顕著です。それでは、最近の出題を拾い上げてみましょう。

●平成18年度
現在までの多自然型川づくりが抱える課題を分析し、今後の多自然型川づくりの推進方策について幅広く論ぜよ。
「多自然川づくり基本指針」(平成18年10月)

●平成19年度
代表的な護岸被災形態を3つ挙げ、そのうちの1つについて環境に配慮した復旧工法を提案せよ。
「改訂・護岸の力学的設計法」(平成19年11月)

●平成20年度
中小河川(概ね流域面積が200km2程度以下)における洪水防御や浸水被害軽減のための計画・対策のあり方について、大河川と比較した場合の中小河川の自然・社会的特性等を踏まえつつ、幅広く論ぜよ。
「中小河川に関する河道計画の技術基準」(平成20年3月)

●平成21年度
あなたの得意とする分野での、我が国における気候変化に伴うリスクの増加について記述したうえで、それを軽減するための「適応策」について具体的に述べよ。
→「水災害分野における地球温暖化に伴う気候変化への適応策のあり方について(答申)」(平成20年6月)

洪水を流下させるという役割以外に都市域での河川の果たすべき役割を列挙し概説した上で、特にまちづくり・地域づくりとの一体性からの課題について整理するとともに、地域の個性を活かし、観光の視点等から地域の活力を育むために今後の目指す方向性と具体的な取り組みについてあなたの考え方を述べよ。
「かわまちづくり支援制度創設」(平成21年4月)

近年頻発している局所的豪雨を踏まえ、都市中小河川の特徴、出水の特性を考慮した場合の河川管理上の課題を記述した上で、今後とるべき対策を幅広く論ぜよ。
「中小河川における水難事故防止策検討WG報告書」(平成21年1月)

以上のように、出題は旬のネタに見事なほどリンクしています。
特にH18の「多自然川づくり」やH19の「護岸」なんて、指針や改訂本が世に出される以前に作問されており、明らかにフライングです。
また、去年はすごいですね。国交省HPの勉強だけで受かっちゃいそうな勢いです。

 ここで、本日(5月14日)段階における河川局HPでも見てみましょう。

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○トピックス
緊急災害対策派遣隊(TEC?FORCE)の創設
水災害分野における地球温暖化に伴う気候変化への適応策のあり方について(答申)(平成20年6月)
今後の治水対策のあり方に関する有識者会議について

○新着情報
砂防部が協力したツイッターを活用した防災情報収集サイトの開発(防災科学技術研究所発表) (2010/05/11)
NPO・企業と連携した緑の復元(足尾地区における官民連携) (2010/04/27)
「二酸化炭素排出量の見える化」の取組について (2010/04/27)
第8回 今後の治水対策のあり方に関する有識者会議 議事要旨 (2010/04/23)
水 防 月 間 に つ い て (2010/04/22)
第8回 今後の治水対策のあり方に関する有識者会議(平成22年4月19日開催)配付資料 (2010/04/19)
第5回 今後の治水対策のあり方に関する有識者会議 議事録 (2010/04/16)
第8回 今後の治水対策のあり方に関する有識者会議の開催について (2010/04/15)
第4回 今後の治水対策のあり方に関する有識者会議 議事録 (2010/04/06)
第7回 今後の治水対策のあり方に関する有識者会議 議事要旨 (2010/03/31)
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なんだか、ミンス党の脱ダム転換でやってる「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」一色ですね・・・。

答申が出てないんで今年はどうかと思ってましたが、フライングの履歴もたくさんある河川では、ネタにされる可能性は高いんじゃないでしょうか。
※ちなみに例題に1問だけまぜてあります・・・!

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